サポーターサミット特集 Part 3 サミット参加者レポート 地元の方編

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「見て、聞いて、共に考え、最初の一歩を踏み出す」をコンセプトとした地域活性化イベント、サポーターサミットから、早くも1ヶ月が経とうとしています。開催後の整理が進む中、最近ではサミットの様子をお伝えする動画コンテンツが制作されました。

こちらが実際の動画。
(全体で2分程度なので、ぜひ今、ご覧いただければ幸いです。)


ペライチサポーターサミットinTOKUSHIMA

 

このリリースに伴い、ペラログではこれから4週に渡って徳島で行われたサポーターサミットについて、地元の方・サポーター・ペライチのそれぞれの視点からレポートにしてお伝えします。

 

改めて、サポーターサミットとは 

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レポートに入る前に、改めてサポーターサミットについて今一度説明させていただきます。

「サポーターサミット」は

「地域や周りの人の役に立ちたい」という理念を持ちながらペライチのみならず、様々な専門スキルで課題を抱える事業者や個人の手助けしている「サポーター」と

 世界一簡単なホームページ作成ツールを提供し、「人とIT」の力を結集させることで、つくれるのその先にある、笑顔、成長、幸せを実現したいと考えるペライチが様々な地域で開催している地域活性化イベントです。

 

開催地域の地元の方に、事業を運営する上で抱える課題を持ち寄っていただき、サポーターと共に考えることで、最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば開催しております。

 

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▲事業者の悩みを各テーブル毎に聞き、話し合う様子

 

サポーターサミットは、その地域のサポーターに企画から運営までご協力いただきます。そのため、回ごとに地域やサポーターの特徴が出ます。

今回は地元の人の話を聞き課題解決の為のアイディアを出す会の他に、徳島の文化的な背景や、現在の徳島の事を知るためのプログラムも含まれていました。IT企業のサテライトオフィスが集まる神山町で、どのようにして今の神山を作り上げたかお話を伺ったり、実際にサテライトオフィスや移住者が集まる商店街の見学、地元の人と共に体を動かしての交流など、その地域や人を知る事の時間となりました。


サミットに参加した地元の方のお声

今回のレポートでは、参加していただいた地元・徳島の方のサミット直後のお声を
なるべくそのままの形でお伝えすることにしました。

ご紹介させていただくのは、徳島名産のさつま芋「なると金時」を原料に、保存料や添加物を出来るだけカットした体にやさしいスイーツを作るお菓子工房、”なかのファーム” の工場長、中野悦里香さんのお声です。

 

なかのファームの詳細はこちら

nakano-farm.info

 

内容は、冒頭でご紹介したサミットの動画で一部取り上げられている中野様のお声をより詳細にキャッチした内容となります。

 

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(編集部)
中野さんがサミットを知ったきっかけ、参加のきっかけとなったのはどんなことだったのでしょうか。

 

(中野さん)
サミットとの出会いについてお話するならば、徳島県代表サポーターの南部さんの存在が欠かせません。

なかのファームは、事業の一環として鳴門金時のお菓子の製造販売のほか、地産地消や食育に関する事業も行っているのですが、以前、食育のための紙芝居の制作を企画した際、栄養士としてその監修にご協力いただいて以降、南部さんとは親しくさせていただいています。

その南部さんから、全国の都市から多くの人が徳島へ集まる「サポーターサミット」というイベントの開催に当たって、徳島の地域に馴染み深いお菓子として参加者の皆さんへなかのファームの鳴門金時のお菓子をぜひご賞味いただきたい、ということでお声がけいただいたことがサミットの概要と存在を知ったきっかけになりました。

 

〈南部真也さんについて〉

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▲スポーツ栄養士の南部真也さん

ここで登場する南部真也さんは、普段主に ”スポーツする子どもを食事でサポートするフリーランスの管理栄養士” としてご活動されている、徳島県の代表サポーターです。今回のサミットでは、サミット開催地域のホストのサポーターとして、企画・進行の面でご尽力いただきました。

中でも、「スポーツの力を使った地方活性化」というテーマに生の体験要素を加えた参加者全体のアイスブレイクとして、また地元の方とのフランクな交流のため、と企画されたドッチボール大会はサミット参加者に大変な好評を博しました。

ここでは簡単に、ペラナビでの南部さんのプロフィールとサポーターサミットについて書かれた南部さんのブログをご紹介します。

南部さんのプロフィール

navi.peraichi.com

南部さんのブログ

nambu-qol.com
〈続き〉

 

(中野さん)
そういう経緯だったので、サミットへの関与は鳴門金時のお菓子をサミット参加者の皆様へお土産としてご提供するという形に留まる予定で、私もただ、遠くからおいでになった方へお菓子をお届けするんだという心づもりでしたが、

サミットについて話を詳しく聞いてみれば、地域活性化を根底のテーマに地域に根ざすビジネスを行う事業者の悩みや課題を解決するイベントということで、「当日せっかく会場にいらっしゃるのですから、やっぱり、参加者としておいでください!」と改めてお誘いを受け、私も一般の参加者としてサミットに参加することになりました。

 

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▲なかのファームの看板商品「くりーみぃすいーとぽてと」

 

(中野さん)
こうして半ば勢いのような形で参加の決まったイベントだったので、
地元の事業者として抱えている課題を持ってきて欲しい、と言われてみても「悩みって、何を話せばいいんだろう?」逆に少し悩みましたし、こういう趣旨のイベントへの参加は初めてだったので身構えてしまって、内心「大丈夫かな」という気がしていたんです。

 

(編集部)
中野さんにとっては「大丈夫かな」という念があった時点から始まったサミット、終了時点ではこれをどのような体験だったと振り返られますか?

 

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▲ディスカッションの結論を発表する中野さん

 

(中野さん)
時間内に課題について話し合って、今後の展開いついて発表することとまでは想定していなかったので、初めは戸惑いしかなかったというのが本音ですがサポーターさんはじめ参加者のみなさんとお話合いを重ねるうち、漠然としていた悩みが輪郭を持ってくるようになる感覚がありました。

今までは事業や商品に関することを、自社の商品を既に知っている人たちの頭でしか考えることができない環境だったので、固まりきれない小さな考えや「悩み」を出発点としながらも、はじめてなかのファームに触れる方ならではの視点に立ったご意見がいただけたことが新鮮でしたし、いろんな地域から多種多様な職種の方がお越しになっていて、それぞれの立場でアドバイスをいただけたので、事業に対して世界観や視野が広がりました。

 

(編集部)
本日はありがとうございました。また何かお力になれることがあればと思いますので、ぜひ、引き続きお近くのサポーターや、今日知り合ったサポーターにお声がけください。

 

あとがきと補足

サミット終了直後に中野さんからお話ししていただいた内容はここまでですが、
ここで言われた「いろんな地域から多種多様な職種」が結集したことによって得られた意見について、少しだけ触れておきたいと思います。

徳島県民の人の目には「鳴門金時」というブランド品種のさつま芋が特に説明はなくとも味や質感の想像のつく、普通のさつま芋として映るとしても、県外の人の目にはどう映るのか、という問題提起

②なかのファームの製品が体にやさしいスイーツであることを、何らかの認定賞を取る形で証明しようとしているという現状に対して「この賞であれば、無償で出展できるんですよ」という情報提供

③体にやさしいスイーツを求めている人に商品を届けたいのであれば、商品の打ち出し方を、健康志向のある方へ向けて発信すれば良いのではないか。具体的に、SNSを改善するなら方法について

…などなど、課題の根本の整理しながら違うアプローチを提示をするというIT分野に留まらない、広い視野とそれぞれの専門分野に基づく提案の内容であったようです。

 

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▲中野さんのテーブルの様子

この場で議論された課題は中長期的に改善してゆくべきタイプのものがほとんどなので、ペラログでも、サミットから始動したプロジェクトや課題の改善がどのようになったのか、経過報告という形でその後の徳島の地元の方の様子お伝えできればと考えています。

今回は参加してくださった地元の方の感想をご紹介させていただきましたが、参加されたサポーターの方は、徳島でのサミットをどのような体験として受け取ったのでしょうか。

普段は1対1で相談に乗る事の多いサポーターにとって、他のサポーターと多様な案を出し合う形でサポートを行うサミットの場は、刺激的だったようです。

次回のペラログでは、今回のサミットの参加サポーターで、前々回のサポーターサミットのホストを務めた、北海道代表サポーターの小西さんから見た、このサミットの様子をお伝えします。

より詳しいサミットについて、サポーターの実態については、過去の記事も合わせてご参照下さい。

 

■サポーターサミットについて
サポーターサミット特集Part1
”「つくれる」のその先”の文脈を真剣に考えた

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サポーターサミット特集 Part 2
リアルイベントの醍醐味と、地方自治体にこだわる理由

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■サポーターについて
代表サポーターが語るペライチサポーターの実態と、サービスへの思い

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第2回 代表サポーターが語るペライチ 安達恵利子さん

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