サポーターサミット特集 Part 2 リアルイベントの醍醐味と、地方自治体にこだわる理由

f:id:peraichi:20190606132853p:plain
 

ペライチは年に2回、サポーターサミットという、ペライチサポーターが集結し、地方都市で直接地域課題に触れるためのイベントを行っており、今年も開催にあたって目下準備が進んでいます。

第4回目のサミットの開催地となるのは、阿波踊りや渦潮で有名な徳島県の鳴門市で、具体的なプログラムとしては、サポーターさんが実際に地元の観光名所や商工会、スポーツチーム、オフィスを見学し、地方の現状に生で触れながら、地域課題を考えてゆくことができるようなものを計画しています。

今回は、「47都道府県サポーター制度」という制度に対する大幅な見直しを行って以降、初の開催となるサポーターサミットとなります。

ペライチの公式ブログではこのイベントに際した内容を、開催にあたっての想い、参加したメンバーの感想など、全6回分の特集にしてお伝えします。

前回に引き続き、サポーターチームの若山さん、佐藤さんにお話していただきました。

 

f:id:peraichi:20190612184228j:plain
前回に引き続き、サポーター本部部長 佐藤さん(右)と、サポーター本部リーダー 若山さん(左)

 

◼サポーターサミットは、「サポーターとペライチを中心とした地域活性化イベント」
サポーターサミットの定義としては、ペライチのユーザーイベントというニュアンスとは若干異なります。目的は、ユーザーとの交流ではなく、地域に根ざす課題を解決することにあるからです。

とはいえ、「地域活性化イベント」というと、ホームページ作成サービスの会社であるペライチが行うものとして少し乖離があるものとして違和感を感じる方も多いかもしれません。

ペライチのビジョンは、”「つくれる」のその先”の実現であり、

その理想的な形は、課題を抱える人と課題を解決できる人が出会い、直接、見て、聞いて、共に考え、課題解決のために踏み出し、場合によっては継続的に支援する。というもの。

だからこそ、地域に根ざす課題解決に企業として向き合うことが大事ですし、サミットもその向き合い方の1つの手段だと考えています。

もっとサミットについて具体的なイメージを持っていただくために、サミットの実際のスケジュールの内容をご紹介しながら、このイベントが「地域活性化」のためにどうアプローチしようとするものなのかを詳細にお伝えしていきます。


◼サポーターサミットの大まかなスケジュール
前提として、サミットの開催に当たっては、サポーターさんが地域の事業者さんを介す形で地域の商工会とつながっていることから、商工会や行政と幅広く連携を撮らせていただく形で、街全体の大規模なイベントとしての開催が実現しています。

今回開催する徳島県鳴門市に関しても、市やNPO法人、テレビ局からの後援をいただきました。

行政からの援助がある場合は、場所の使用のほか、IT活用の予算を一部当てていただいた場合もありました。

過去開催分のサミットに関しては、岐阜県恵那市と、札幌市江別での会については、参加されたサポーターさんご本人が執筆された参加ルポがありますので、ぜひ併せて読んでみてください。

 

2018年夏 北海道札幌市江別編
peraichi.com

2018年冬 岐阜県恵那市

cross-heart.info

 

回によって多少異なりますが、基本的にサポーターサミットは1泊2日の日程で行われます。
現地へ到着後はまず、地元の名物に触れたり、観光地を回った後に商工会議所で地域の事業者さんと対面します。

訪問した地域の雰囲気を掴み、現状を体感した上で
実際に地域の方とお会いするという運びです。

そこから班に分かれ、各自、事業者さんのオフィスや、観光局、農園、旅館へ行ったりと、現場へ移動して事業者さんから悩みを直接聞き出します。

その後に、商工会に戻ってきてブレストを行い、見えて来た課題に対して最適なサポーターさんをマッチングさせ、課題の規模によって、その場で解決のために手を動かしたり、今後のアプローチなどを計画する時間を設けます。

ここで、サポーターさんの「多様性」という価値が最大に生かされることになります。

f:id:peraichi:20190612184644j:plain

「見て、聞いて、共に考え、解決のための一歩を踏み出す」がサミットのテーマです。


例えば、認知度が低いことを悩みとするテニススクールに対しては、
googleマイビジネスに登録するためすぐページ作ることを提案した上で

サクッと小一時間程度でページを製作し、
「はい、検索結果にあなたのページが出て来ましたよ」

と、その場で目に見える形で成果を出したサポーターさんも居ました。

他の例だと、今後増加が見込まれる外国人観光客に対応するためにもキャッシュレス決済の導入が課題となっていた、ある老舗の旅館に対して、担当となったサポーターさんは、サミット終了後も個別にその旅館と連絡取り合い、サミットが終わってから改めてキャッシュレス決済に関するセミナーを開きにその地域へ再訪されることで、長期的にサミット開催地域へ貢献されています。
キャッシュレス決済の導入はどうしても、一晩で導入できるものではありませんので、長期的にサポートいただく形が、その時に置ける「ベストソリューション」だったというわけですね。


下記の記事が、実際のセミナーの様子です。

cross-heart.info


ここまでの例では、事業者の個別の課題でしたが、札幌市江別で開催したサミットで特に印象的だった課題は、地域全体の課題と性質が強いものであり、

イベントを積極的に行っていながら、観光客の数は年々減り、さらには札幌へ再訪してくれる観光客の数も伸び悩んでいるという、観光都市としてのイメージのある札幌からはあまり想像できない実情がありました。

実際に市の職員の方から、資料をと共にこのお話を伺ったあと、
じゃあ、こんなものがあれば良いのでは、とアイデアを出したり
他の地域の成功事例を提示するなどして、自発的にプレゼンをしていく、という流れが発生しました。

様々な地方から集まった、「つくれるのその先へ」をペライチと実現したい、日本をさらに元気にしていきたいと思うサポーターさんが集まるイベントであるからこそ、大きな課題に対して様々なアプローチが可能であることが大きな魅力なのではないかと考えます。

サポーターサミットは、このような過程を踏んでサポーターと地域の事業者と相互の理解を深め、人伝てに課題の解決策となるソリューションの提案、または導入に繋げ、地域でビジネスを行う事業者の課題を解決してゆくことで、引いては地域全体の経済や観光の活性化のための第一歩を一緒に踏み出そうとするものです。


■サミット開催地を地方都市にこだわる理由と、徳島という都市
サミットをあえて地方都市で開催していることにも実は理由があります。それは、「ペライチ」が「つくれるのその先へ」というビジョンを掲げるからこそ、このような地域が抱える課題の解決を支援することが、事業会社としてできる経済的貢献に加え、「ペライチ」が日本にできる社会的貢献だと、考えているからです。

そして、地方都市の課題について語るとき、その文脈において、ほとんどの地域にて避けて通れない問題として登場するのが、「人口減少」です

地域でビジネスを行う上での意味合いは、

人口減少が課題として取り沙汰されていなかった時代は、市町村単位での経済が成り立ちやすく、住んでいる地域の外にあえて目を向けずとも生活に窮することはなかったわけですが、

人口が減っている今は、そうはいかない、というのが現状です。

人口減少の問題の捉え方、また解決策は様々な観点があるとは思いますが、ペライチでは、「ホームページ作成ツール」という「IT」を通した手段と、「47都道府県サポーター制度」という「人」を通した手段で、できることがあると信じています。

では、今回の開催地は徳島県では、実際にどんなことができるのでしょうか?
まだ開催前なので、具体的な内容については、ご紹介できないのですが、今後、こちらのブログでレポートしていきますので、お楽しみに!

 

f:id:peraichi:20190612184915j:plain
阿波踊りや鳴門の渦潮で有名な徳島。しかし、どちらも観られる時期が限られる

 

最後に、徳島について、少しご紹介しておくと、2018年の県の魅力度ランキングは46位、図らずして2年連続でブービー賞をキープ。

その一方で、多くのIT企業がサテライトオフィスを置いており、人口は減少していいるものの、移住者は増えているという状態にある、少しユニークな県です。

簡単に言い換えれば、人口減少によって経済の規模が小さくなっているから、ITの利活用を真剣に考えなくてはならない状況。しかし、新しい住民は増えてる。

そんな町へ、サポーター・ペライチスタッフ計40名、過去最高の参加者数で挑みます。

もし、来年の魅力度ランキングで徳島県の順位に変化があれば、その影にはサポーターの活躍があるのかもしれません。

どうぞ、今後の徳島県の展望に御期待下さい。

 


【併せて読みたいサポーター関連記事】

saga-world.hatenablog.com

 

第二回ぺライチサポーターサミットin札幌・江別体験日記

peraichi.com