フローティングメニュー導入の経緯と反響

令和に入る少し前、ペライチは「フローティングメニュー」という新しいブロックをサイレントリリースしました。有料プランをお使いの方の中には、使えるパーツが密かに増えていたことに気づいて下さった方もいるかもしれません。

 

「フローティングメニュー」はレギュラープラン以上のプランをお使いの方にご利用いただける、少しリッチなパーツです。もちろん、スタート/ライトプランをお使いの方で、「フローティングメニュー」お試しになりたいという場合も、オプションの中からプレミアムブロックをお申し込みいただくことで、自分のページで「フローティングメニュー」をお試しいただくことができます。

 

新しくリリースしたこのパーツに関して、ブログでは、

 

・「フローティングメニュー」はどのようなニーズから実装されたのか。

・「フローティングメニュー」を組み込んで作ったホームページの利益を最大化させるためにはどうすれば良いのか。

 

といった観点で、それぞれの担当者へ詳細をお話していただく形で「フローティングメニュー」についてご紹介します。

 

今週は、「フローティングメニュー」の導入のきっかけとリリース後の反響についてをテーマとした対談インタビュー記事です。



◯そもそも、「フローティングメニュー」とは

 

本題に入る前に、あまり耳慣れない「フローティングメニュー」というパーツについて、ここで少しだけ説明しておきます。

 

「フローティングメニュー」は、画面のスクロールに追従してヘッダーやフッダーに固定で表示され続けるメニューバーのことを指します。他に、「フローティングバナー」や「追従型メニュー」と呼ばれたりします。

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▲ペライチのトップページにおけるフローティングメニューの使用例。

 

フローティングメニューをページに組み込むと、縦長のページであっても、ナビゲーションとなるメニューバーが常に画面の可視領域に配置されている形になるのでメニュー内に表示される内容はかなりわかりやすくユーザーへ訴求される形になります。

必然的にスクロール回数の多くなる、縦に長いコンテンツや画面が縦長であるスマートフォンタブレットにおいて、大変相性の良いパーツです。

 

「フローティングメニュー」のより詳しい説明は、ペライチのお知らせページをご覧ください。



〈インタビュー開始〉

 

それでは、本題です。

今回は、「フローティングメニュー」の機能実装の立案者である、法人支援部リーダーの小峯さんと部長の齋川さんへお話を伺いました。



■「フローティングメニュー」の想定される使われ方について

 

(編集部)

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。

上からも下からも訴求がある「フローティングメニュー」ですが、どんなユーザーさんに使われる想定のブロックなのでしょうか。

 

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(小峯)

実店舗型ビジネス、例えば美容、エステ、サロン、鍼灸とか飲食とか…色々あるじゃないですか。ペライチのユーザーは、こういった個人事業主や少人数経営の方の層が厚い傾向にあります。こういった、小規模事業者の方に「フローティングメニュー」をお使いいただくものと考えています。

 

ペライチでホームページを持っている小規模事業者の立場に立って、自然検索や店舗のホームページのリンクが掲載されているサーキュレーションサイトの中からリンクを踏んで、ユーザーにホームページに訪問してもらう…という流入の経路を考えると、フローティングメニュー登場以前のペライチには、ホームページからリアルな行動に繋がるアクションを促す訴求がいまいち弱かったことが課題でした。

 

特に行動を促す訴求がページ内のわかりやすい場所にない場合、閲覧者はページをスクロールするうちに、今すぐ予約しようという気を失ったり、他のサイトも見てみようという気を起こしてしまったりしまいます。気付いたら、いくつかのサイトを流し見してた経験は誰にもあることではないでしょうか。

 

結果として閲覧者はページを流し見して、アクションすることなく離脱してしまうことが多くなってしまいます。

 

単純に、ウェブ上で集客をしようと思った場合、費用があれば広告を出せばいい話ですが、小規模事業者本人にとっては、自然に興味を持ってホームページへ流入してくれた訪問者に「電話」「フォームの送信」「ウェブ予約」といった店舗に来店いただくためのアクションをとってもらい、顧客化へと繋げるかが重要なことです。

 

低コストでページの利益を最大化するためにペライチとして何ができるかを考えた時、ペライチの中で「フローティングメニュー」さえ使うことができれば、ユーザーへ行動を促すことができる手助けになるのではないかと思い至りました。

 

これが「フローティングメニュー」の機能実装を社内に提案した背景になります。

法人支援部にとってはペライチの価値観でいう、”つくれるの「その先」”の部分を意識した挑戦になります。



■鉄板は実店舗型ビジネス。フローティングメニューの意外な活用シーンとは?

 

(編集部)

フローティングメニューは実際にどんな業種・業態のサービスでお使いいただいているのでしょうか。その業態で活用されるわけも含めて教えて下さい。

 

(小峯)

お使いいただいている業態の中には、やはり、予約していただくことがページの成果となる実店舗を構えている実店舗ビジネスが多いですね。

 

一方で、意外性のある業態で言えば生活救急系のサービスのランディングページにもご活用いただいています。

 

今まで、生活救急系のサービスのページをお持ちの業者の方には、ペライチのドメインSEOに強く、「渋谷区 水漏れ」のように、地域名と業種を掛け合わせて検索すれば上位に表示されるという点うを特に評価していただき、ペライチをお使いいただいていました。

 

生活救急サービスにアクセスしたいと思っているページの閲覧者側の立場を考えると、ページをじっくり見てどの業者に依頼するか判断しよう、というよりも、とにかく困っているから、まずは電話で相談したいという場合がほとんどです。

 

実店舗の有無に関わらず、電話で相談して事業者側が依頼者を訪問するタイプのビジネスとも、電話番号の導線が明快なこのバナーは相性が良いようです。

 

基本的に、成果において電話が鍵となるビジネスや、広告のLPに売り上げが成果に直接関連するシーンで便利にお使いいただけるのではないかと思います。



■サイレントリリースされた「フローティングメニュー」。導入後の評判は?

 

(編集部)

サイレントリリースだったにも関わらず「フローティングメニュー」の実装は一部のFacebookコミュニティで大変好評であったということが社内でも話題です。具体的にはどんなお声をいただいているのでしょうか。

 

(小峯)

現在、いただいているお声の中では飲食店向けのホームページ制作にペライチを使っていただいている、飲食店の販売支援をしている会社さんから

 

「こんなの待ってました!」

「お客さんにも予約件数が多くなったとのお喜びのお声をいただいています!」

 

と直接メールをいただいたことが特に印象に残っています。

 

ページで飲食店の予約を促したいという場合、今までだったらページをスクロールしないと末尾にある予約ボタンまで辿り着けないという設計だったのが、ページの訪問者が「この店に決めた!」と思ったタイミングできちんと予約サイトへ飛ばすことが可能になったということで、お役立ていただけたのではないかと想像します。

 

ペライチの代理販売者の方を介して、実際のエンドユーザーの喜びに繋がっていることをご報告いただくと、我々としても嬉しいですね。

 

 

■法人支援部が描く、今後の展望は

 

(編集部)

企業から伝えられた小規模事業者のニーズを法人支援部がキャッチし、フローティングメニューとして機能実装されたわけですが、法人支援部の今後の展望を少しお聞かせください。

 

(小峯)

最近、法人支援部では週に2,3件求職ページとしてペライチ使いたいというお問い合わせをいただくようになりました。さらに具体的に言えば、ペライチで採用ページを作ってindeedにクローディングさせたいというご要望ですね。

 

次の展望としてはindeedへの対応はもちろん視野に入れていますし、indeedと連携した場合を考えますと、他のCMSに対して比較的カスタマイズの幅が広く、独自のアピールがしやすいことがペライチの強みだと考えますので、採用メディアや採用コンサルタントの方に、小規模事業者の集客支援ツールとしてペライチを使っていただけたらと考えます。

 

採用や求人関連の機能アップデートとして「Googleしごと検索」の対応フォームが先日リリースされましたが、それに次いで、indeed対応のテンプレートなどをリリースできたら良いですね。実はこっそりと準備してるので、楽しみにしていていただきたいです。「採用ページといえばペライチ」と呼ばれるくらいのCMSツールとしてのポジション確立させることができれば、と野望を燃やしています。

 

■法人支援部について

 

さて、フローティングメニューの話題がいつの間にか、法人支援部と採用におけるペライチのお話になってしまいました。

 

ブログ内で初の露出となった法人支援部。その方向性について、法人支援部部長の齋川さんにお話いただいています。

 

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法人支援部から提案される開発案件は我々が毎日接している法人、アライアンス先からいただく、ご意見やご要望に由来します。

 

「こんな機能があれば我々のビジネスの売り上げが拡大するし、引いては、エンドユーザーの利益を最大化できるのではないか」というようなものです。

 

「フローティングメニュー」に関しては、専門職に対してコンサルティングサービスを展開している企業様や、ホームページの制作支援サービスの業者様からのご要望でした。

 

いただいたご要望は、ペライチとして必要かどうか、まずは部内で検討し、拡大して社内で建議にかけて機能実装へ、という運びをとります。

 

法人支援部というポジションからは、エンドユーザー様からの生の声を直にいただく機会はあまりありませんが、法人様を介して多くのエンドユーザーの生の声を間接的にいただき、機能開発やサービス拡充を図ることは、今後も法人支援部のひとつの方向性であり続けるものと捉えます。

 

■法人支援部では、現在営業アシスタントを募集しています。

 

そんな法人支援部では現在、「できる!やれる!いける!」みたいな、勢いしかない営業アシスタントを募集しています。未経験でも、やる気のある方なら大歓迎です。

何か、心を捉えるものがありましたら是非こちらのリンクからご応募してみてくださいね。

https://www.wantedly.com/projects/308319



次週は、フローティングバナーの効果的な使い方について、マーケティングチームの長富さんにご紹介いただきます。どうぞ、お楽しみに。