第2回 代表サポーターが語るペライチ 安達恵利子さん

4月の末に、5年目を迎えたペライチ。

組織としてサポーターさんと向かい合い、「ペラナビ」のリリースに至った直近の1年を、山下は「『人とIT』がうまく手を結ぶことができた年」と表現しました。

 

サービスとユーザーさんの間に位置し、ペライチユーザーさんに寄り添うことをその活動の根幹としており、コンサルタントでも、代理店でもない「サポーター」という存在。


その概念について、正しい説明をすることに株式会社ペライチはかなりの時間を要しました。創業以来、ペライチを支え続けてくれた「サポーター」の活動が「ペラナビ」のリリースによって顕著になり、その概念もトップページで定義づけられた今、サポーターさん本人の、活動への思いや、ペライチに対する印象はどんなものなのか。

 

インタビュー2回目となった今回は、大阪代表サポーターの安達恵利子さんにお越しいただきました。

 

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▼「ペラナビ」内の安達さんの講師プロフィールはこちら

https://navi.peraichi.com/#modal-profile_46

 

■安達恵利子さんのプロフィール

 

47都道府県大阪代表サポーター。本業はITコンサルタント・輸入コンサルタント

ITコンサルタントとしてのキャッチコピーは「検索の達人」

まだインターネットの無かった25年前から趣味で輸入ビジネスを始めます。

その後、独学で身につけたPCスキルを活かしながらECサイトを3つ運営。

「海外が好きで、かつPCオタクだったことが今の仕事に結局繋がっているんじゃないでしょうか。」と語ります。

2000年に始まったITバブル期に、全国で開催されたIT講習会に講師を務めて以来、パソコン教室の先生やIT講習の講師業を開始します。

現在はECサイトをバイアウトし、輸入のショップを持ちたい方の支援やコンサルを中心に、ITツールのセミナーを行なっています。そのうち、ペライチを使ったセミナーは月4回の開催。実に週1回のペースで、アクティブに活動してくださっています。

お越しいただいた当日は、安達さんがサポーターとなってからちょうど2年に当たる日だったそうです。

 

 

〈インタビュー開始〉

 

■改めまして、本日はお越しいただきましてありがとうございます。早速ですが、安達さんの普段のお仕事についてお聞かせ下さい。

 

私が基本的に営んでいるのはコンサルタント業で、名刺の肩書きは、ITコンサルタント、輸入コンサルタントとしています。

 

ITと輸入業、分野の違う2つのフィールドと、その重なった部分を活動の場とし始めた経緯をお話しすると、契機は、ちょうど20年くらい前に遡ります。

 

きっかけは「IT革命」

森首相の時(2000年代初頭)に日本人のITリテラシーをあげるための政策が盛んになり、全国でもIT講習会などが開かれていた頃です。

私はその際、IT研修講師として、人にインターネットのことやパソコンのことを初心者へ教えていました。「IT研修講師」自体は4、5年やっていましたね。

 

以降、教育機関へ講師としての活動領域を広げ、当時は小中学校の子どもたちへPCを教えるほか、学校の先生へPCを教える役割も担っていました。学校のHPを作ったりもしたんです。

 

ITの利活用促進の政策の方針から、各自治体の公民館などに国の予算からWindows98が配られ始めてからは、パソコン教室の講師も開始します。

とはいえ、教えていたのは主に簡単なPCの操作の方法。

PC自体が珍しい時代でしたから、ダブルクリックさえ怪しい方なんかもいたんです。

当時は、PCとワープロの所持率が半々くらいでしたからね。

教えていたのはWordやペイントなどで、狙いとしては、手始めにとにかくPCに付属のアプリを使って、PC自体に慣れてもらうことが第一でした。



◯ここでこぼれ話

安達さんが「ちょうど20年前くらい」と語る2000年当時はITバブルの真っ最中。「IT革命」という言葉が流行語大賞を受賞した年でもあります。「IT革命」とは、情報技術分野での革命が、経済の新たな成長を担うとともに、国家・社会・企業等の組織を変えていく現象を指す言葉です。一方で、IT革命の波に乗る者と、これに乗り遅れる者の情報格差は現代でも問題となっています。ちなみに、森首相の「イット革命」との誤読は迷言として当時話題となったそう。「パソコンがワープロと半々くらいで普及して以降も、学校の校長先生のような方でさえ、僕はワープロを予備で3台買ってあるから、一生それでいいんだ。なんて言う方もいたんですよ」と安達さんは当時を振り返ります。

 

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▲ちなみに、安達さんがインターネット上で初めて検索したワードは”リチャード・ギア「海外の、個人が作ったリチャード・ギアのファンサイトがヒットしたりしたんです。その遊覧に夢中になりました。ネットに魅了された瞬間でした。」



輸入ビジネスのデジタルへの転換を機に、ITの世界へ

そんな私自身がITの世界へ足を踏み入れたきっかけは、趣味でやっていた輸入ビジネスからでした。輸入ビジネスに関してはファックスや電話でのやり取りが主だったんです。ファックスに関しては、先方へ文書を送って、返事が来るのが1週間後くらい。さらに実際に物が届くのは1ヶ月後くらいでした。アナログな手法では、海を超えてのやり取りにはなかなか時間と労力が掛かっていました。

 

それだけに25年前、インターネットに初めてアクセスした時の嬉しさは今も覚えています。

 

元々、大の海外好きで、小学4年生の時にUKのアイドルやロックバンドを好きになって以降、海外のドラマやアーティストへ注目していた私にとっては、インターネットは”海外と繋がるどこでもドア”みたいなものだったんです。まさに、その登場には「新しい世界が来た!」という高揚感を感じました。

 

海外好きが高じて、私は専門的にパソコンやプログラミング教室に通わずしてPCやインターネットの利活用への知識を深めていきました。好きこそ物の何とやら、と申しますが、言ってしまえばただのPCオタクです。(笑)

 

今でこそ、家電量販店はどこへでもありますが、電気街へ行かないとPCの周辺機器って揃わなかった時代でした。東京でいう秋葉原に当たる電気街、大阪日本橋へ足繁く通っていました。

 

初めて手にしたパソコンの値段は100万円ほど、ワープロに申し訳程度の通信機能がついたようなものでしたが、コンピューター関連の仕事をしていたわけでもないのに、それでも買おうと思ったのは、やっぱり、海外が好きだったからです。そこからは独学でPCとインターネットのスキルを身につけました。

 

自分で言うのもなんなんですが、私は検索にかけては鉄人だと思ってるんです。

海外のお得な情報を見つけ出すのが得意なんですよ。

 

ですから、輸入とネットのお仕事は、あまり直線では繋げにくいものですが、私にとっては幼い頃からの趣味の延長線上にある世界であって、どちらにもお仕事として関わりたいと思うこと自体はごく自然なことだったんです。

 

コンサルタントセミナー講師へ

こうして輸入のECサイトを3つ運営するに至りましたが、去年、全てバイアウトし、同じようにものを売りたい人や、情報発信したい人のためコンサルタントに転身しました。

継続して、輸入やITに関してのセミナー事業も行っています。

 

総括すれば、スモールビジネスを営む人のためのコンサルタントとでも言いましょうか。

 

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▲安達さんのペラナビ内でのプロフィール

 

理想としては、素晴らしいモノを持っているのに、ITが苦手なためにきちんと情報発信できず成果が出ていない方のサポートをしたいと考えて活動しています。私自身が何かのセオリーを広めたい!という思いでセミナーを行なっているものは、実は少ないんです。「これがよくわからないのですが、教えていただけませんか?」と言うお声に対して、「じゃあ、セミナーを開催してお教えしますね。」という運びで、気がついたらいくつもセミナーを開催していました。



■沢山のセミナーを開催する安達さんが、ペライチにおいても講師、サポーターとして活動されるようになったきっかけを教えてください

 

実は、サポーターになる前から、ペライチのセミナーをやっていました。

ペライチの存在は割と初期の方から知っていました。使い始めたのは、それこそ、リリースから半年後くらいのタイミングだったのではないかと思います。

 

セミナー講師やるならペライチ、すごくいいよ。ペライチだとすごく簡単にLPが作れるから。」と同業の知り合いに教えてもらったのがきっかけでしたね。

 

実際に使いやすさを実感して、サービス自体の魅力を感じていたところ、友人が運営する協会の会員さん向けに、協会員それぞれで自分のHPを持ちたいのだけど、いいツールと使い方を知っていたら紹介してほしいという依頼が来ました。

 

それなら、ペライチを。と早速セミナーを開いてペライチの使い方をお伝えしたところ、ありがたいことに大変ご好評をいただきました。以降は、セミナー講師としてペライチを紹介する機会も何度かありました。

 

そんな風にして講師としてペライチを広めながら自身もペライチを使い込んでいたある日、ペライチを開いたときの画面にサポーター募集のメッセージがポロン、とポップアップされました。「サポーター」の定義に関しては、読んでもいまいちわかりませんでしたが、正直よくわからないけどなってみよう!と軽い気持ちで申し込んでみました。

 

強いて言えば、サポーターの好ましい条件のひとつとしてあった「セミナーを定期的に開催している人」という項目が自分に該当していて、人の手助けのためのアクションを起こす人が求められている人物像なんだな、という気がして、ひょっとしたら、お役に立てるのかもしれない…と思ったくらいです。

 

第一、ログイン画面を開くたびにリターゲティング広告のように毎回メッセージが出てくるものですから、なんだか気になってきてしまったんです。(笑)

 

サポーターサミットで感じた「心地良さ」

そうして、よくわからぬままサポーターになって何ヶ月か経ってから、福井の商工会でセミナーを開催することなり、ご当地の方に親しんでいただける事例をご相談するため、福井がご出身のペライチの社員、上田さんと連絡を取り、スケジュールの話をしていた時でした。

 

福井でのセミナーは12月を予定しているとお伝えしたところ、同じ12月にペライチサポーターのサミットを企画していて、ぜひ参加して欲しいので当日の日程だけは空けておいていただけませんか、とサポーターサミットへのお誘いをいただいたんです。

 

またもや、半ばよくわからないな、という感覚を持ってサポーターサミットにも参加したのですが、このイベントは蓋を開けてみると、本当に良かった。

 

それまでサポーターになったのも、なんとなくだったし、サミットへの参加も誘われて。全般なんとなくよくわかんないけど所属しています、という感覚でしたが、この回で、その辺りの漠然とした感覚が払拭されましたね。

 

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▲第一回サポーターサミットの様子

 

全国から集まった、強い志を持ち、各分野で活躍されながらもかつ、気さくな方々と接するうち、心地の良い、いい居場所を見つけたという感覚がしました。

そこで初めて、サポーターになってよかった、と思いましたし、サポーターの実像みたいなものを掴んだ感じがしましたね。



■安達さんにとって、「サポーター」とはどのような存在であり、安達さんご自身はサポーターとしてどんな活動をなさっているのでしょうか。

 

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▲現在トップページに記載されている「サポーター」についての欄

 

とりあえず、IT知識があるだけの人ではないということが前提に、

寄り添ってあげられる人。というのがサポーターさんが共通して持っている素質であるように思います。

 

自分自身の感覚としてはなんとなく、「ITのプロ」という響きは冷たいイメージがありました。だって、PC自体が無機質で、冷たいものでしょう?

リアルな、人付き合いを中心にした事業をされている方の中には、ネットの世界というと、人の温かみに欠ける世界だって感じている方もいらっしゃると思うんです。

 

一方で、私はペライチのサポーターはあたたかいと思いました。

 

ITに明るく、あなたに寄り添い、あたたかく手を差し伸べてくれる。

利他的に、相手のことも考えて動くことができる人が多いというイメージです。

 

もちろんボランティアではないけど、それこそ「街のペライチさん」とでもいうような気楽さで、地縁的な意味ではかかりつけのような感覚で、困っている人がいれば気軽に相談に乗ってくれるような気質の人が集まった集団のように感じていますね。

 

人とITとの関係を考えた時、今までにない、心地よくあたたかなあり方を実現するものではないでしょうか。

 

サポーターの活動の規定などに関しても、代理店やフランチャイズのような、ノルマや活動の制限などがなく、窮屈を感じずに活動できるのも魅力ですね。私自身、サポーター養成講座を開くときは、その辺りをきちんとお伝えできるように心がけています。

 

活動頻度は週1回以上

サポーターとしての活動としては、大阪で月に2回、個人事業主の女性向けのセミナーを開催しています。(これは、なるべくどなたでも都合が付きやすいように平日と土曜日の2回に分けてあります。)

 

女性向けとしているのには理由がありまして、これは男性がいた場合、女性の参加者さんが質疑応答の時間になると萎縮してしまう可能性を考慮してのものです。私自身、「女性は男性よりもITが弱い」という固定観念には反論したくもあるのですが、自分と同じ属性の人々が集まった少しクローズな場であるほうが、本当に悩みを抱えてセミナーに足を運ぶ人にとっては、素直な質問がしやすい環境であるはずです。

 

東京でも月に1回ワークショップを開催しているのに加え、最近ではサポーター養成講座の開催も月1回の定期開催になりましたし、週一回ペライチの講師として活動している計算になります。

 

他にはセミナーを受講された方から、側についていてもらいながら作業がしたいとのお声をいただくこともありますので、不定期で作業会を開催する場合もあります。もちろん、マンツーマンでのご相談にも乗っていますよ。

 

セミナー開催頻度は週1回以上と、お仕事でペライチと向き合う時間の非常に長い安達さん。安達さんは最近リリースを迎えた「ペラナビ」をどのように感じられますか?

 

最初からすごく使いやすい!と思いました

「ペラナビ」はリリース以後、前身であるペライチカレンダーと比べて、登録されているセミナーの数がぐっと増えた印象です。

 

利用者側としては、ペライチカレンダー時代に比べ、登録のしやすさもさることながら、顔写真やちょっとした情報の変更なども自分で編集できるのが嬉しいポイントです。

 

添田さんもおっしゃっていましたが、サポーターとしての活動をしていると、他の方の様子も気になるものなんです。他の方のセミナーの様子も興味深く拝見しています。

 

セミナー受講者としても利用

ペラナビに登録できるセミナーはペライチに関するセミナーに限定したものではありませんから、サポーターとしてペライチをレクチャーする立場にあっても、ペラナビを介して新しく学ぶことや、好奇心の傾くものに出会うことがあります。

 

実は、先日受講者としてセミナーを受けさせてもらったんです。

Zoomミーティングを使った動画の撮影についてで、自分の知らなかったユニークな撮影技法を紹介されていたのが気になったので、見かけてすぐに申し込ませてもらいました。

 

時には、講師と受講者の形を取りながらでも、サポーター同士のつながりが出来上がって行くのも素敵ですね。「ペラナビ」をサポーター同士の交流の場としてもさらに広がり、コラボセミナーの登録が簡単にできたらいいな、とも思います。

 

■今後、ペライチとどんな風に関わっていくことを考えられますか?今後の展望や、ペライチに期待することを教えてください。

 

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ちょっと話はそれてしまうんですが、昨日、とあるセミナーに参加した際、新しいサポーターさんが誕生する瞬間に偶然立ち会いました。「サポーターにやっとなれたんです!」という喜びの声を横で聞きながら、サポーターの知名度が広がる一方で、それに志願し、サポーターになれたことに喜びを感じる人がいる。なんだかサポーターも憧れられるようなポジションになったんだなぁ、とペライチの成長に感慨を感じました。

 

「人とIT」でサポーターがもっと広がり、ペライチの拡大と共に、それに関わる人の事業が伸びればいいな、と思っています。

 

ペライチがある時ー
ペライチがない時ー
(大阪人なら誰もが知っている)有名な551のCMのように
ない世界を想像できないくらいペライチが大好きです。

それは、単にペライチがツールとして優れているだけではなく
ペライチに関わる素晴らしい人との繋がりをもたらせてくれたから。
これからもサポーターとして、ペライチの良さを皆様にお伝えしていきたいです。

この3年くらいの間にでグッと使いやすくなったペライチ。これからが本当に楽しみです。

 

(おしまい)

 

■あとがき

実は、このインタビューの当日は、奇しくも安達さんが大阪代表サポーターに就任されてからちょうど2年目に当たる日でした。Facebookの過去のご自分の投稿が通知でリマインドされて、届いた名刺の写真を見返したんだそうです。当時は、社名も、会社のロゴもまだ今の形とは違っていました。

 

実に、25年前から話を遡ることとなった安達さんへのインタビュー。インターネット黎明期から、「オタク」を自称し、事業者としても、講師としても、ECとITに向き合い続けてきた安達さんの姿が伝わったでしょうか。

安達さんのように、「好き」を原動力に長年ITに向き合い、初心者に寄り添ってきた方に、「ペライチサポーター」を自分の肩書きに加え、胸を張って人に薦めていただけるサービスであるということがペライチには誇らしいことなのです。

 

インタビューの中では、サポーターは「あたたかい」という言葉が繰り返し強調されました。無機質な印象の「IT」でも、メディアの向こう側には必ず互いに「人」がいる。

この事実は、なかなか気付きにくく、あるいはわかっていても、あたたかさを感じにくいものですが、サポータさんは、スクリーンの手前、もしくは隣にいる人に当たる。筆者はサポーターさんに対してそんな印象を濃くしました。

 

次回のペラログの話題は、コンサルタントのペライチの使い方 スモールビジネス x ペライチ使い方の特集です。どうぞ、お楽しみに。