サポーターサミット特集 Part1 ”「つくれる」のその先” の文脈を真剣に考えた

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株式会社ペライチは年に2回、サポーターサミットという、ペライチサポーターが集結し、地方で、特に人口減少による問題が顕著にあらわれている地域を優先的に選択し、直接その地域が抱える課題に触れ、向き合い、共に考えるためのイベントを行っており、今年も開催にあたって目下準備が進んでいます。

 

第4回目の開催地となるのは、阿波踊りや渦潮で有名な徳島県の鳴門市で、具体的なプログラムとしては、ペライチサポーターさん(以下、サポーターさん)が実際に地元の観光名所や商工会、スポーツチーム、地元企業のオフィスを見学し、地方の現状に生で触れながら、地域課題を考えてゆくことができるようなものを計画しています。

 

今回は、「47都道府県サポーター制度」という制度に対する大幅な見直しを行って以降、初の開催となるサポーターサミットとなります。

 

ペライチの公式ブログでは、サポーターサミットに際した内容を、開催にあたっての想い、参加したメンバーの感想などの全6回分の特集にしてお伝えします。

 

Part1となる今回は、最近のサポーター事業について、サポーターチームの若山さんと佐藤さんにお話していただきました。

 

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サポーター本部部長 佐藤さん(右)と、サポーター本部リーダー 若山さん(左)

 

■これまでのサポーター事業について

 

本題に入る前に、これまでのサポーター事業に関する流れと、サポーターの定義についてを少しおさらいしてみます。

 

再定義する前から変わらない、ペライチサポーターの基本的な概念は「目の前で悩みを抱えている人に寄り添う人」というものです。

 

この制度を立ち上げ、運営する株式会社ペライチとの関係性としては、”代理店でもない、専属のコンサルでもない、ペライチの使い方を教える先生でもない。場合によっては、ペライチ以外のツールを勧めてもいい。”という、かなり抽象的なものでした。

 

さらには、サポーターになるためには「ペライチ検定」へのエントリーとその合格が必須条件である以外は、他に一定の資格や専門知識が必要なわけでもありません。

 

実際にサポーターは、住居、職業、得意分野、サポート内容に至るまで、実に多様性に富んだ人々であり、その自由な活動のため、株式会社ペライチとしても、「寄り添う」方法については各サポーターの自由としています。

 

47都道府県サポーター制度の詳細はこちら

peraichi.com

 

ただ、共通した理念として揺るぎない点は、「地域や周りの人の役に立ちたい」と考えている人達であるいうことです。

 

このように、サポーターに期待する要素から、正しく「サポーター」を理解していただこうとすると、かなり説明に章を割く必要が発生します。

 

サポーターさんを同じビジョンを見据える仲間として捉えていることを前提に、その多様性を認め、活動への制限を設けることを避けたかったために、ペライチは定義の明文化に時間が、かかってしまいました。

 

しかし、しっかりと明文化に時間をかけた結果、わかりにくかった「サポーター」という概念については、ペライチのサービスサイトのトップに掲載できるまで整理されました。

 

また、概念が整理されたからこそ、「47都道府県サポーター制度」のあり方の再整理、サポーターさんの活動を支援する仕組みの1つとして「ペラナビ」のリリース等、さらにサポーターさんとペライチが共に歩ける環境作りができてきている事に繋がっています。

 

では、具体的に「サポーター」という概念をどのように整理したかと言うと、

一言で言えば、

 

「あなたを応援してくれる、寄り添ってくれる人」

 

というのが、一言で言い表した「サポーター」の定義です。

 

サポートを受ける方にとっては、ペライチに限らず、ITの利活用に関して何か困っていて、手の打ち方が分からず、知識が止まってしまっている状況に対して、各地域で直接手助け、応援してくれる人たち、という表現で説明できます。

 

サポーターさんの多くは、なんらかの分野で専門性を持ち、課題に寄り添いながら解決へ導いてくれる存在です。それはまるで、体調が悪い時に気軽に相談にいけるかかりつけの町医者さんのような存在です。ITに関する不具合を気軽に相談できる環境を作ることで、地域格差、ITリテラシーの差によって発生する格差をなくす事に繋がるだろうと思っています。

 

また、あえて、ペライチユーザーではなくなく「あなた」と言う言葉を選んだのも、サポートされる人が、ペライチユーザーである必要がないと考えているからです。もっと言うと、ペライチサポーターさんが提供する課題解決手段は、本当に課題を解決できるのであれば、必ずしもペライチであるべきではないと思っています。

 

だからこそ、サポーターさんを一言で、表現する言葉として、「あなたを応援してくれる、寄り添ってくれる人」と言う言葉を用いています。

 

この概念自体も、今後さらに洗練させていく事で変わっていくとは思いますが、少なくとも今の定義を明確にした事で先ほど述べたような、良い環境に作りに繋がっていると思っています。

 

ペライチのサポーターチームは、これからも、サポーターさんとのコミュニケーションを活発化させ、サポーターさんの認知を高めるための活動を行っていきます。



■ペライチが行っているサポーター事業について

 

現在、ペライチのサポーターチームがサポーターに対して行っている主な取り組みは以下の3点です。

 

ペラナビ(サポーターとユーザーのマッチンサービス)

・オンラインミーティング

・サポーターサミット


それぞれ説明すると、

 

「ペラナビ」は、サポーターさんとのホームページに纏わるお悩みを抱えた方々とのマッチングサイトで、サポーターさんはペラナビで基本的には、好きな内容のセミナーを告知して良い事になっています(そもそもペラナビでは、サポーターさんとお悩みを抱えた方々を「セミナー」を通してマッチングする形で成り立っています)

 

ペラナビに関して、もう少しお話しすると、

リリース直後から、ペラナビの前身である「セミナーカレンダー」に対し、登録されているセミナーの数が増え、サポーターさんがどんな活動を行っているのかがわかりやすくなったと好評でしたが、現在では、概ね常時100件のセミナーが登録されるまでになっています。

 

「ペラナビ」を通して出会えるサポーターさんは実際に何をしてくれるのか。それは場合によりけりですが、せめて、どんな人がいるのか。

 

ペラナビの「講師検索」枠から、サポーターさんにはどんな人がいるのかをのぞいてみることもできますが、ここではもう少し具体的にサポーターさんへのインタビュー記事のリンクを貼ってみますので、ぜひ、読んでみてください。

 

 

blog.peraichi.com

 

blog.peraichi.com

 

次に、ブログでは初登場となる「オンラインミーティング」は、ペライチからの情報発信という意味合いよりも、ペライチとサポーター、あるいはサポーター同士の双方のコミュニケーションを通したノウハウ交換のためのコミュニケーションの場として新しく開かれたものです。

 

現在は少なくとも月に1回は「オンラインミーティング」を開催しており、ペライチの今後の展開や、サポーターさんの同士の事例の共有等、情報の透明性が高まって良かった!とポジティブな評判をいただいています。

 

そして、今月末に開催される「サポーターサミット」に関しては、オンライン上ではなく、「特定に地域に実際に訪問し、ペライチ、ペライチサポーター、地元の方々の3者で、その地域が抱える課題について、具体的な解決策を導こうとする」というイベントになります。



■サポーターを再定義したことで起こった変化

 

「サポーター」を再定義してサポーターさん全体に話をしたオンラインミーティングでは、サポーターさんの定義を詳しく説明した時に「私もこれがしたかったことなんです」という反応をいただきました。

 

数値的な変化として顕著になったのは、常時100件が登録されるまでになったペラナビの登録セミナー数の増加です。

 

「サポーター」という概念が再定義されたことによって、サポーター側に活動しやすいものとして認知が広がって行った結果であると思います。

 

他に、オフィスを訪問してくれるサポーターさんが増えた、などユニークな変化もあります。

 

全体として、改めて「サポーター」という概念に対する理解が進み、活動のモチベーションの一つとしてとらえてもらうことができ、アクティブに活動してくださるサポーターさんが多くなってきたのではないかという手応えを感じています。

 

■何を目指して、サポーターはユーザーへ寄り添うのか

 

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共通する理念は、ペライチのビジョンへの共感と、「目の前で困っている人を助けたい」という他者貢献への意識

 

具体的なイメージとして、田舎の商店、伝統的な技術を持っていて、いい商材がある。

それなのに、ITのスキルを持っていないがゆえに商品をなかなか多くの人の目に触れることができないためにすっかり廃れてしまっている、そんな状況が今日本の様々な地域で起きているとペライチでは思っています。

 

ペライチは、世界一簡単なホームページ作成ツールを提供することによって救いたいと考えるのは、こんな状況下にある人たちです。

 

ただ、「周囲に人がいないこと」が災いしてビジネスが勢いを失ってしまっているならば、状況は、地域を問わず人が多く集まるインターネット上に商品を発信させることで改善できます。

 

その手段として必ず必要になるのがホームページの存在であり「ホームページを開設する」という現状の改善の第一歩は、ペライチをツールとして使うことでクリアできます。

 

しかし、「ホームページの開設」はあくまでも状況の改善の第一歩に止まります。

 

ペライチは、ペライチを使ってくれるユーザーの”「つくれる」のその先”のビジネスの成長の実現を目指しています。

 

具体的に求められるアクションは、ただ、ホームページを作るに止まらず、きちんと運用・集客を行うことであり、

 

そのためには、電子決済やQR決済などのITツールなどに関して、何かしらの商品を持っている人ならば必ず知っておかなければならない知識も要求されます。

 

ツールによっては専門性を持って簡単に取り扱うことのできる人もいる一方で、

自分に必要なツール、その中でも自分のビジネスと相性の良いものを選択できたり、機能をフルに活用してビジネスを行うことは、なかなかハードルの高いことです。

 

課題に対して挫折を感じてしまう部分に対して、具体的に相談に乗ってもらい、解決方法を指南してもらい、そして一緒にトライアンドエラーする。

 

長期的なビジネスの成長のためには、こうして自分をサポートしてくれる人に応援してもらうこと、手を貸してもらうことが理想なのではないでしょうか。

 

 

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サポーターの活動の様子

 

多様なペライチサポーターには色々な方がいますが、

中でもITツールの専門家が多い印象があります。分野としては、ウェブサイトの作り方、運用の仕方をコンサルしている方やキャッシュレス決済について詳しい方などであり、

 

共通して「自分のスキルを使って目の前で困っている人を救いたい」という考えを持っています。

 

サポーターさんの認知が広まることによって、「自分がITに関して悩みを抱えた時に助けてくれる人が身近にいる」という認識が全国の人に広まって行けばと考えています。

 

サポーター制度という、地域の中の個人や企業、あるいは地域全体が抱える課題に対して解決の力になれる人が力を貸し、成長を促すという仕組みに、ペライチが内在する必要は正直なところ、ありません。

 

ただ、ペライチがサポーター制度を擁する理由は、「つくれるのその先へ」という、ペライチが掲げるビジョンの実態として、ホームページを作った後にこそ、成長を促しながら寄り添うという形があるべきだと考えるからです。



(おしまい)

 

■編集後記

 

後半となる次回でお届けする内容は、いよいよサポーターサミットの見所や、ITの会社であるペライチが、オンライン上ではなく、リアルイベントにこだわり、開催地を地方都市に設定したのか。このイベントを行う意義に迫る内容です。

サポーターさんについてもっと詳しく知りたいという方は、過去のブログ記事を追ってみてください。

 

ペライチがビジョンとして掲げる”「つくれる」のその先”にあるビジネスの成長を、「人とIT」の力で実現するための制度である「サポーター制度」

 

ペライチのビジョンに共感し、自分のスキルで困っている人を手助けしたいと考える「サポーター」

 

それぞれの輪郭を、「ペラナビ」というユーザーとサポーターのマッチングサービスのリリースに際した一連の記事から、より濃く感じていただけるかもしれません。