「ペラナビ」連載2回目 「サポーター」とは、そして「ペラナビ」とは何か。

 

先週からご案内させていただいてる新サービス「ペラナビ」ですが、
前回のブログでは、このサービスがどんな方を対象とし、何へとナビゲートしてくれる存在なのかを山下が語りました。
「ペラナビ」に関してブログ連載2回目となる今回の切り口は、「ペラナビ」とは何か。
ペラナビが企画されるまでに抱えていた課題から、その打ち出し方の工夫に至るまでを
グループインタビューの形式でプロジェクトに携わったセミナー・サポーターチームとマーケティングチームの皆さんに語っていただきました。


■そもそも、「サポーター」とは、を動画でご説明


「ペラナビ」についてご理解いただくには、まずその前提となるペライチの「サポーター」について予備知識を持っていただく必要があります。今回「ペラナビ」のリリースに当たってきちんと再定義された「ペライチサポーター」についてセミナーサポーターチームの若山がお伝えする「サポーターとは」についての動画をご覧ください。全体で8分ほどです。

 

youtu.be

 


■「ペラナビ」に関するグループインタビュー

 

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今回お集まりいただいたのは、「ペラナビ」の企画に携わったチームの4名、写真左手からセミナーサポーターチームの、若山さん、直江さん、佐藤さん、そしてマーケチームの長富さんです。「ペラナビ」とは何かを企画チームの皆さんに直球でお尋ねしてみます。

 

編集部
まず、皆さんはペラナビに関して、それぞれどういう携わりかたをなさったのでしょうか。

 

若山 
私はサポーター本部リーダーをやっていまして、普段はペライチユーザーさんに対してサポーターさんになっていただくことを促したり、サポーターさんの活動を活発にするための活動をしています。ペラナビに関してはサポーターさんとのコミュニケーション部分を中心に携わりました。

 

直江 
私はセミナー事務局を運営していて、会社のセミナーの企画運営と講師派遣をメインでやっています。
実は、ペラナビの企画が立ち上がる前から通称「呼びたいLP」と呼ばれるLP(*1)をチーム独自に作り始めていました。
ペライチの講師担当である山下さん・上田さんへ、個別に「セミナーしに来て欲しい」とご連絡いただくいただくのですが、それをLPのフォームからお送りしていただく導線に変えようというものです。
これがペラナビのリリースでがっちゃんこになったというか、機能として集約してもらえることになり、その部分を担当していました。

(*1 )https://peraichi.com/landing_pages/view/seminar-request-pera1corporation

 

佐藤
開発として関わった部分と、セミナーサポーターチームのマネージャーとして関わった部分があるので、どうお話しするか悩ましいですね。

(※来週のブログでは、「開発チームの佐藤さん」として登場していただきます。)


スタートから経緯を話すと、まず僕のペラナビへの関与は、開発のマネージャーとして、セミナーサポーターチームから「ワードプレスでサポーター名鑑をリプレイスしたい」という相談を受けるところから始まりました。

セミナーサポーターチームの若山さんと直江さんの相談に乗っているうちに、セミナーサポーターチームのマネージャーになることが決まり、二人が考えていたことをヒアリングしてシステム要件に落とした時、これは自社で開発したほうがいいんじゃないかという結論になり、設計して実際に開発へ走らせるという流れになりました。
開発の立場で相談に乗っていたら、いつの間にか、セミナーサポーターチームのマネージャーとなり、サポーターチームのマネージャーたる僕から開発のマネージャーの
僕へ依頼が入る。妙な感じがしますよね(笑)

 

長富
僕の関わり方としては、システム要件まで落ちていた「ペラナビ」をマーケティングとしてどう打ち出していけばいいかを考えていました。
具体的には、そもそもなぜやるのか、ペラナビのリリースでどんな問題が解決されるかをペライチ、サポーター、エンドユーザーの三つの視点から整理したり
具体的にペラナビを運営していくにあたって、どんな数値を見ればいいか、その数値は会社が求めている数値にどう結びつくのか、KPIを定義したり、OKRを分解して組み立てたりしていました。
あとは、リリース後にペラナビへの訪問者数を増やすためにどんな施策を打った方がいいとか、どこに導線を付けてどんなLPで訴求して、そのLPの構成はどんな感じにするか、というビジネスサイドのことを考えていました。

 

ここまでを整理すると、若山さんがペラナビのサポーターさんの普及への働きかけ、直江さんはペラナビのユーザーと視座を同じくする立場、佐藤さんはエンジニア目線から、セミナーサポーターチームの課題を見直し、チームのマネジメント、そして実際開発もされ、それを受けて長富さんは開発側のアウトプットを受けてビジネス側としてペラナビを打ち出す施策を考える立場ということになります。

 

編集部
そんな4人が集まって、どのような変遷を経てペラナビの開発に至ったのか、そして現場としては何に困っていたのでしょうか。

 

佐藤
前提として、まずペラナビには4つの目的がありました。

・サポーター制度をワークさせること

・集客に困っているという声をあげているサポーターさんがいる。そこをペライチが支援できる仕組みを作るということ。

・これからサポーターへなってくれる人へ、こんなシステムがありますよ、とメリットとして訴求したいということ。

・ペライチ側の観点として、サポーターの情報やセミナーの情報の登録を「サポーター名鑑」「セミナーカレンダー」というLPで、セミナーサポーターチームがまるっと管理していて、サポーターさんから情報を聞いて入力するという作業が負担だったため、サポータさんの手で自由に情報を入力していただける基盤を作り、内部の工数を削減したいということ。

これらを解決しようという目的でペラナビの企画は始まりました。

 

若山
この中でサポーターチームの抱えていた課題としては、外に対してサポーターさんのPRでできていなかったという部分も大きくありました。名鑑やカレンダーへの登録の工数が大変だったということも、やっぱり内情としては苦しかった部分になります。

 

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直江
カレンダーの登録に関して言えば、今までの体制だと、細かな「てをには 」の変更の修正にも手間がかかってしまうんです。例えばサポーター名鑑に反映された自分のページを見たサポーターさんが「こう変えて欲しい!」とメッセージを送って来てくださって、私たちがページに反映、そうして「修正しました!」とご連絡差し上げて了承いただく、という流れで、実際手を動かして行く中で反映までに時間がかかってしまって迷惑がかかってしまう事もありました。

 

若山
実際に「セミナーカレンダー」や「サポーター名鑑」は、それを活用している人がどれくらいいたのか、これらはちゃんと届いていたんだろうか、と悩んでいた部分がありましたし、
だからと言って、サポーターさんやセミナーを、バン!とPRできる代物がなかったのも問題で、それが漠然とした課題としてあり、企画として持ち上がるまでに言語化して、整理していってできた目的が先ほど佐藤さんが言っていた内容としてまとまりました。

 

編集部
現場が困っていて、こんなものがあったほうがいいな、というのを起点として出来上がっていた、リアルなボトムアップな事例ですよね。
社内では、多部署から見ていると「ペラナビ」に関しては、いつの間にか動いていていつの間にか形になっていたという感じがありますが、どうしてそうなったのでしょうか。

 

佐藤
開発の発注者と受注者が一緒だからというのは一つありますね(笑)

 

一同 笑

 

若山
確かに、それは一番ですよね。一方で、ペラナビの自然な発足に関して私はこんなことを感じていました。
今までペライチにとってサポーターは掛け替えのないバリューだとは言いながら、会社としてサポーターに対する支援って実は何もしていなくて、外に向けては、「サポーターとは」という概念の説明すらできていなかったんです。

実際にユーザーさん側から「困っています」という声がCSへ寄せられた時も、CSから私へ相談が来て、ご紹介できるサポーターさんを探して、「この方だったらどうでしょうか」とご紹介するという運びを取っていました。
本当にペライチが会社としてやるべき、サポーターさんとユーザーさんを繋げるということがサポーターさんに対しては出来ていなくて、ユーザーさん側からご相談を受けた時の対応もアナログだった。

ペライチの価値観と、ユーザーさんとサポーターさんとの関係性をきちんと考え直した時、「ペラナビ」がユーザーさんとサポーターさんの双方を支援する仕組みとして出来上がって行ったのは自然な流れなのかなと思います。

 

佐藤
確かに、僕がセミナーサポーターチームに入ってみて感じたのは「ペライチはサポーターさんに甘えてる部分が多すぎる」ということです。
ペライチとしてサポーターさんに協力していただいて成り立っている部分は多いのに、ペライチとしては、そのサポーターさんへ適切なサポートができているんだっけ、というのが課題として感じられました。
「ペラナビ」もそうだし、他にはサポーターさんに提供するプランを強化したり、サポーターさんに対して新たにサポートできる施策を多数始めています。
ペラナビをはじめとして、サポーターさんをフォローしようという体制が整いつつあるのかなと考えています。
逆に、今までその状態でもペライチのファンで居続けてくれていたサポーターさんって凄いな、と思いました。

 

編集部
会社として「やるべきこと」がきちんと実行されていく中で、セミナーを運営していく側としては、やりたかったことがやりやすくなったわけですね。直江さんいかがですか?

 

直江
そうですね。毎月ペライチでは新しくサポーターさんになる方に向けて、「サポーター養成講座」というものを一部のサポーターさんに行ってもらっていて、そのご案内をメルマガでお知らせしています。その「サポーターさんになりたい方へ向けたセミナー」を「ペライチの使い方が学べるワークショップ」だと勘違いして足を運んでしまう方も多かったという報告が主催のサポーターさんからいただきました。この話は、一つの例でしかないですが、セミナー運営チームとしては頭の痛い話でした。
ペラナビが育って行くことで、そのミスマッチを防ぐ事ができればサポーターさんは助けたい人を助けられるし、ユーザーさんは自分にあうセミナーに参加できることで欲しい情報が手に入るという形になるので、いままでよりも根本的なお悩み解決になるんじゃないかなとは思います。

 

編集部
こうして想いや背景、経緯を語っていただきましたが、長富さんがビジネス側として入って行った状況を振り返ってみて、どうビジネス的にワークさせるか、打ち出しかたで困ったことはありましたか?

 

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長富
やっぱり僕はマーケティングチームにいたのでサポーターさんに関してのことがよくわからないことが多かったというのが一番難しかったです。
というのも、サポーターさんって何がインセンティブとなってサポーターをやっているのか、どんな想いでやっているのか、何があればもっと活発に活動しやすくなるのか、とか
遠い部署からは気持ちや像が分かりづらかったんです。
サポーターさんと現場で接している若山さんとか直江さんにヒアリングして、サポーター像を見えるようにする作業は実際に中に入ってみないとわからず、難しかった点です。打ち出し方を考える上ではそこが一番ネックになっていました。

他には、今回のペラナビというサービスはステークホルダーとして3つの視点を想定しなくてはならないというのが特殊なところでした。普通は会社とユーザーの二者間を想定すればいいところ、それに加えてサポーターさんという第三者も関係してくるので三者それぞれにメリットがあることって何だろう?というのを考えるのは難しかった点ですね。

 

編集部
それは大変苦労された点ですよね。最後に、ペラナビでやってみたいこと、ペラナビの将来について、何かペラナビにか関わることに関して軽くアピールしていただけいて、グループインタビューを締めくくらせていただければと思います。

 

長富
ペラナビを使うことによる一番のメリットって、サポーターさんもユーザーさんも、双方で困っていることが解決できることだと思います。
ユーザーさん側としては、「ペライチの使い方や活用の仕方がわからない」という問題が解決されてハッピーになりますし、サポーターさん側からしても、ペライチの基盤を使って集客を手伝ってもらえることはハッピーなことですよね。ペライチとしても、ユーザーになってくれる方が増える。三者が嬉しいことになります。これが、ペラナビを運営する一番の意義になるかと思います。


佐藤
さっきも言いましたが、サポーターさんって凄い方が多いんです。
いろんな得意分野を持っていて、多様な方々が集まっています。
ペラナビにおいても、サポーターさんへはペライチに限定したセミナーを掲載して下さいね、というご案内はしていません。ウェブに関してセミナーを開かれることがあったら、ぜひ使い倒して下さいね、とお話ししてあります。
だからユーザーさんへは、「なんかウェブ関連で困ったらとりあえず覗いてみよう、」と思っていただけるように、そして実際それが解決できるサービスになれるように頑張って行くので、ぜひそんな使い方をして下さいね、と強く言いたいです。

 

直江
ペラナビには「リクエスト」という自分の街へセミナー講師を呼ぶことができる機能があるんですが、セミナー講師として、山下さん上田さんはじめ、「ペライチの中の人」も呼ぶことができます。
こんな田舎でも来てくれるかな…?なんて遠慮せず、気軽に呼んで下さい。
ペライチ本部の人間でしか伝えられない想いを、必要としてくれている方がいるのであればどこへでも届けに行きたいという思いでセミナー事務局は運営しています。
「リクエスト」はトップのページの右上に配置されているので、ぜひご覧くださいね。

 

若山
動画でもお伝えしましたが、「ペライチサポーター」とは「ペライチ」サポーターと言っていますが、困ってるあなたのサポーターである、というのが正しい定義であり、今後強く発信していく部分になります。
今まで、私たちはサポーターさんを支援をしたいという思いはあっても、今まではサポーターさんが活動としてどこで、どんなセミナーをしてくださっていたのかキャッチアップできていませんでした。
「ペラナビ」ができた事で困ってる方々に対してサポーターさんが、自分をアピールしやすい場として提供できるのはもちろん、私たちも、その活動の様子を知ることでより支援ができる。「47都道府県サポーター制度」がより多くの方に知っていただけた上できちんとワークすると思います。


■おわりに


いかがでしたか?
企画したチームの皆さんへ、当時を語っていただくグループインタビューの形でした。
現場の課題から持ち上がり、サポーターさんとユーザーさん、ペライチのそれぞれの課題をうまく解決し、その上で三者間で互助の関係となるように作られた、ペライチ独自のサービスです。お話を聞けば聞くほど、紆余曲折を経ながらも課題に真摯に向き合い、丁寧に練られていったサービスだということがわかりました。
さて、来週のペラログは、この企画の開発に当たったエンジニアさんとデザイナーさんへお話を伺います。今週登場したセミナーサポーターチームのマネージャーの佐藤さんは、開発部長の佐藤さんとして再登場します。お楽しみに。