CTOとしての役割

こんにちは、株式会社ペライチ共同創業者CTOの香月雄介です。

 

実は、今期から「CTO」を名乗ることになりました。(今までは「開発責任者」と名乗っていました。)
これを機に、その経緯と、CTOという立場から考えるペライチの今後の方針について記事にしてみました。



■CTOの役割とは

Chief Technology Officer(= 最高技術責任者) の略称です。

CTOの役割は、「技術の観点から、経営として会社を支えること」だと、私は思っています。技術サイドのトップとして、開発組織としての機能戦略の立案や開発方針の策定を行うことで、事業の成長を支えるイメージです。

 

今までは、技術戦略にコミットすることよりも開発案件を回す役割が主だったので、CTOと名乗らずに対外的には開発責任者という肩書きにしていました。

 

しかし今回、開発のマネージャーが現場に入ってくれたことで体制が整ってきたこと、そしてそれによって開発のストラテジーに注力する余力ができたこと、これらの理由により職務として明示的にCTOをという肩書きに変更することにしました。

(現開発部長の佐藤さんには本当に感謝しています。)

 

■CTOとしての目標

大きくは以下の二つがあると思っています。

  • ペライチのコアコンピタンスである、「IT」をより強化する
  • 働くエンジニア、デザイナーが誇りを持てる開発チームを作ること

そもそも、ペライチのコアコンピタンスは「人」と「IT」であって、開発としては「IT」の部分を磨いていくことが大事になります。

 

※ 「人」と「IT」の話について、詳しくは先日の山下の記事で触れています。

blog.peraichi.com

 

■では、CTOとして何をやっていくか。

今まで開発チームとしては経営陣にて策定した事業戦略をもとにプロダクトの機能をつくることに主眼を置いてきたため、開発チームとして中長期的にどうなりたいか、技術戦略をどうしていくかという「機能戦略」にあまり力を割けないという課題がありました。経営者として事業目標を達成することはもちろん重要なことですが、組織をいかに強くするかという戦略を考えることも継続的にプロダクト開発を行う上でとても重要だと考えています。

 

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具体的には以下の図の右側にある「製品戦略」「人材戦略」「技術戦略」の部分です。

CTOとして、目の前の事業目標を優先してきたために優先順位を下げざるを得なかったこれらに対し今後はより注力していこうと思っています。 

会社組織はミッションとビジョンを元に運営されます。ペライチの場合は、「つくれるのその先へ」がビジョンであり、ミッションは今再定義してるところではありますが、「全てのスモールビジネスの人の窓口になる」ことが近い言葉になります。そして月額制のホームページ作成サービス「ペライチ」の利用者数を増やすと言う全社戦略があって、これらのミッション・ビジョン・全社戦略を前提に、開発チームのストラテジーを策定していきます。

 

■開発チームのストラテジーとは何か

ペライチはプロダクトのコンセプトとして「お客様に寄り添うサービス」を標榜していますが、ユーザーさんの中にはITに慣れていない方も多く、プロダクト単体としてはまだまだユーザー全員にとってやさしいものとはいえないと考えています。

 ペライチはサポーター制度の存在によって、ユーザーに人が寄り添うことで上記を解決していますが、理想を言うとプロダクトが単体が「やさしいIT」としてユーザーの課題を解決し、ユーザーを幸せに導くことが出来る存在にしていきたいです。

UXリサーチとデータマネジメントで開発体制ををより強化する


そのために今後特に力を入れていくのが「UXリサーチ」と「データマネジメント」です。ペライチでは昨年デザイン責任者の小川主導のもと「UXリサーチチーム」というチームを発足させました。これは、ペライチのユーザーさんに実際にお会いしてユーザーヒアリングを行うことでどんな課題を抱えているかを直接聞き出してプロダクトに反映させるという活動を行っています。

 

このUXリサーチが今後よりプロダクト開発の鍵になると考えており、開発チームとして企画側から降りてきた案件をただ開発して高いQCDを目指すだけでなく、ユーザーヒアリングで得られた定性的なデータをもとに企画側にも積極的に入っていけるような文化をつくっていきたいと考えています。



また、データマネジメントという観点では、ペライチで作られるページの中で成果の出るページとそうでないページの共通点を分析するなどして、よりユーザーさんが目的達成に近づけるページづくりを促進できるようにしていきたいと考えています。

また、これまでKKD(勘・根性・度胸)に頼ってきた社内の意思決定を、よりデータに基づいて定量的に判断できる土台を開発側からつくっていきます。

これらにより、より効率的で効果的なプロダクト開発を行えるように体制を整えていこうと考えています。



働くクリエイターが誇りを持てるチームに 

私は、ペライチの開発チームがメンバーにとってアイデンティティのひとつとなるような、誇りを持てるチームにしたいと考えています。

それには、メンバー全員が心理的安全性を担保されていること、クリエイターとして成長できて長期的なキャリアが描けること、そして何より前述したような体制構築によりユーザーにとって価値あるプロダクトをつくっているという実感を持てることが重要だと考えています。

 

そのためにもペライチといえば、

・プロダクト開発が強い

・ユーザーの声を分析、プロダクトに反映するUXリサーチのフローが整備されている

 

など、内実共にステータスとなる価値のあるものを作り上げる充足感と、誇れるキャリアが得られる組織を作っていきたいですね。



■最後に

 

私はペライチのバリューの一つである「成長」というキーワードに強いこだわりを持っています。これが示すのはユーザーさんが「できないことができるようになる」という価値、そしてそれだけではなくペライチのメンバー含め、関わる人全員が成長していける、そんな組織にしたいと考えています。そういう環境を作っていくのがCTOとして取り組んでいきたいと考えています。

 

P.S.

ITやクリエイターの採用は常にドアを開けて待っているので、

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