みなさんこんにちは。インターンの若原です!
2月25日(木)当社主催イベント「ペラトーーク #2 エンジニアの成長・キャリアパスについて」を開催しました。
場所は移転前のオフィス(渋谷道玄坂)のビル一階会議室です。
「ペラトーーク」とは?
エンジニア向けトークイベントです。
今回のイベントは、エンジニアの教育事業をやられている方に登壇していただき、「エンジニアの成長・キャリアパスについて」というテーマでトークライブを開催しました。
今回エンジニアの教育事業をやられている以下の3名が登壇されました。
【登壇者プロフィール】
株式会社StartupTechnology 代表取締役 菊本 久寿
1975年生まれ。SIerなどを経てngi group(現ユナイテッド) 技術部部長に就任し、アドテク関連サービス立ち上げを行う。その後フリーランスやスタートアップジョインなどで、スタートアップの開発支援を行い、2014年10月株式会社StartupTechnologyを設立。最近はオンラインOJTのStartupLaboアカデミーを立ち上げていたり、クラウドソーシングのStartupLaboを運営。
タイムシフト株式会社 Founder 代表取締役 CEO 野呂 浩良
1980年生まれ。MBAエンジニア講師。リクルートやワークスアプリケーションズなど異業種・異職種への転職を4度経験。2014年にグロービス経営大学院大学MBAを取得。1年間の独立・起業過程でエンジニア人材の不足を痛感し、ゼロから独学でプログラミングを学習して2ヶ月でWebアプリケーションを開発する。その経験と学習法を活かし、非エンジニアからエンジニアへ転向するためのプログラミング・スクール「Dive into Code」を創業。
株式会社div 代表取締役 真子 就有
1989年生まれ。青山学院大学理工学部卒業。学生時代からエンジニアとして複数のITベンチャーに勤務。在学中に起業。「log」「Class」など複数のサービスリリースを経験。2014年11月に「非効率なプログラミング学習を無くしたい」という想いのもと短期集中プログラミングキャンプTECH::CAMPを設立。TECH::CAMP開始から1年で2000人以上の卒業生を輩出。上場企業で100人単位の新人研修にも導入され、卒業生からも多数の起業家を輩出している。2015年11月Forbes誌「注目のUnder30起業家10人」に選出。
【モデレータプロフィール】
株式会社ホットスタートアップ 代表取締役 Co-Founder 橋田 一秀
1983年生まれ。東京理科大学工学部電気工学科修了後、株式会社NTTデータに就職。 1年半で退職し、株式会社うるるでほぼ未経験ながらエンジニアとして就職。 4年3ヶ月の勤務後、株式会社ホットスタートアップを創業。ペライチの開発・人事・経営を担当。
【トークイベント】
事前に登壇者へ聞きたいことをリストアップし、それぞれ自分が聞きたいものに投票し、多いものからトークテーマが選ばれるという形で進めました。
みなさんからの票が多かった以下の3つのテーマについてお話しされました
1.教育系の事業をはじめたきっかけ
2.いかにエンジニアを育てるか、成長させるか?
3.どのレベルになればエンジニアと名乗ってよいのか?
エンジニアを教育されている方や、いかに良いエンジニアに育てるかということに関して悩んでいた方にとっては良いお話しが聞けたと思います。
それぞれの個性が出て熱いトークライブとなりました。
今回は3つの中から、一つだけ取り上げて簡単にまとめました。
【いかにエンジニアを育てるか、成長させるか?】
菊本:
人間、死にかけると強くなります(笑)
新しい言語を覚える時などに、正直チュートリアルだけやっても何も身についていないと思うんです。何をすれば自分に身につくかというと結局仕事をするしかないんです。
僕は新しい言語を習得するときに先に仕事を引き受けました。
こうして自分を追い込むことによって必死で乗り越えようと努力するんですよね。
だから、僕はエンジニアを育てるときに崖から突き落とすんです(笑)でも、そこから必死になって登ってきた人というのはものすごく成長します。
野呂:
誰かに聞けるという環境が大切ですね。山本五十六のこんな言葉があります。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。
弊社のスクールでは7割以上が初心者なので、とにかく隣でやってみせることは大切ですね。あとはとりあえず言われたことをやってもらって、実際に何か動く物を作り達成感を与えます。
真子:
僕も質問ができる環境が大切だと思います。
学生時代にエンジニアになろうと思って600ページくらいある「はじめてのphp」という本を買って家で勉強していました。3日くらいで終わらせてやろうと思って始めましたが、最初の10ページで1ヶ月かかりました(笑)
だから、とにかく最初のなんの知識もないときは、誰かに教えてもらえるという環境はすごく大切だと思います。
そのため僕のスクールでは、はじめ1人で考えている時間には全く価値がないと思っているので、5分以上は悩まないで聞いてくださいと言っています。
【所感】
私自身エンジニア見習いとして、今回とても貴重なお話が聞けました。印象に残ったテーマが2つあります。
1つ目は「いかにエンジニアを育てるか、成長させるか?」というテーマで、やはりみなさん環境が大切であることを主張していました。
よくプログラミングを一人で家に引きこもって勉強し、ずっとわからないまま考え続けて1日が終わってしまうみたいなことがある方も多いと思います。
私もこうしてペライチでインターンをやっていますが一番良いなと思うのは、わからないことを誰かに聞けるという環境があることはすごく良いと思っています。
また、一人ではなく、たくさんのメンバーがいて、チームで働けるということも大きなポイントだと思います。
2つ目は「どのレベルになればエンジニアと名乗ってよいのか?」というテーマです。
これに関しては真子さんの熱いトークが繰り広げられました。
真子:「自分がエンジニアだと思えばエンジニアと名乗れば良いんじゃないですか?99人が右に行こうが、自分が左だと思えば左に行けば良いんです。僕は「hello world!」ができた時点で自分のことをエンジニアだと思っていましたね。」
エンジニアに限らず、周りの価値観ではなく自分の価値観で物事を考えることは大切ですね。
また名乗ったり自分から発信することによって、周りから仕事をもらえたりそこから必死になって勉強し乗り越えることによって成長が得られると感じました。
【イベント終了後】
今回の参加者、登壇者、スタッフが集まりペライチポーズで記念撮影をしました。
【終わりに】
お忙しいなか、今回登壇していただいた菊本 久寿さん、野呂 浩良さん、真子 就有さん本当にありがとうございました!
今後もエンジニア向けのイベント・勉強会は開催していきます。
ご興味のある方は是非ご参加ください。お待ちしております!
▼イベント詳細ページはこちら
http://peraichi.connpass.com/event/26913/
▼ペライチのサービスページはこちら
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