【代表・橋田が解説!】デバイス別にブロック背景画像を設定できるようになりました

ペライチでページを作ったとき、PCで編集してプレビュー・公開画面を見たときと、スマホで開いたときの印象が違うこと、よくありますよね。PCではうまく表示されるのに、スマホでは伝えたい部分を狙いどおり強調できず、お困りの方も多かったのではないでしょうか。

 

そんな皆さまの声を受け、今回もペライチは新しい機能を追加しました。PCで見ても、スマホで見ても、同じように画像を表示させることができれば、ページを見た方全員にメッセージや印象を正しく伝えることができるかもしれません。この機能は、ペライチユーザーの方全員に使っていただけるものになります。

今回も、代表の橋田がこの機能について解説しています。

デバイス別のブロック背景画像設定機能

バイス別のブロック背景画像設定機能

 

■デバイス別のブロック背景画像設定機能とは何ですか?

バイス別のブロック背景画像設定機能というのは、その名の通り、ブロックの背景画像を、デバイスサイズに応じて個別に設定できる機能です。 

 

ペライチの編集画面は通常PCから編集されるため、横長の画面に合わせたページの見え方の中で、背景画像が設定されます。その画面をスマホで開くと、横幅が変わってしまうので、意図して表示したい領域から少しずれた画像が表示されてしまいます。

 

そこでこの機能を使って、PC ・タブレットスマートフォンそれぞれ、ページを開いたときに表示される背景画像を個別に設定すれば、画像で強調したい部分を正しく伝えられ、また画像が見切れてしまうなどのトラブルを防止できるようになります。

 

今までは、デバイス別に背景画像を変える機能がなかったので、ユーザーさんから「デバイスごとに背景画像を変えられないか」という問い合わせをいただいた時に「より閲覧数の多いデバイスに合わせて、作成して下さい」というアドバイスしかできませんでした。

 

ただ、ページを見る人や活用シーンによって見るデバイスは変わるのは当然のこと。ならばPC・タブレット向けとスマホ向け、それぞれに背景画像を設定できるようにした方がサービスとして良いということで、この機能を追加することになりました。

 

■デバイス別のブロック背景画像変更機能は、どんな方におすすめですか?

これは、ぜひペライチユーザーの皆さん全員に使っていただきたい機能です。というのも、背景画像の表示領域については、業種や利用シーンを問わず、ページを見る人がPC・スマホどちらか極端に偏ってない限り全員が配慮するべきことだと思うんです。

 

画像の見え方が異なると、それだけで伝わるメッセージや伝わる印象も変わってきてしまいます。 

例えば、僕はいつもペライチのオフィスの場所を案内する時、「株式会社ペライチへのアクセス」というページをご紹介しています(詳細はこちらをご参照ください:https://peraichi.com/landing_pages/view/peraichi-access2)。

ページのURLを受け取るときには、PCでやり取りをしているとPCでページを開きますよね。でも当日実際に場所を確かめるときには、スマホを使うと思います。

このページについてはデバイスごとに画像の表示領域が変わっても、特別深刻な問題が起きるわけではありませんが、伝わる印象は違いますよね。

 

背景画像を設定しているすべてのペライチユーザーに、ぜひ一手間かけて、PC・タブレットスマホそれぞれに合わせた背景画像を設定していただきたい。その方が、意図していたことをページを見る人へきちんと伝えることができると思います。

 

使い方としては、PC用に挿入している画像を切り取って、スマホ用に表示領域を調整する設定するのが基本だと思います。

特に、ページのトップ画像・ファーストビューに表示される画像については、表示領域が変わると印象も大きく変わってきてしまうので、ぜひ注意して設定していただたきたいなと思っています。



■ペライチの今後の展望についてお聞かせください!

この機能もそうですが、最近ペライチでは、ユーザーの皆さんからいただく声にできるだけ応えたいという思いで、”ないとだめというわけではないけど、あれば助かる”機能(ペライチの中ではよく「痒いところに手がとどく」機能と呼んでいます)を作っています。

その中でも今回の機能は、ペライチを使っている方なら、スタートプランからどなたでも使っていただけるのが大きな特徴です。

ぜひ新しい機能をうまく活用して、ページ表現の幅を広げていただけたら嬉しいです。

 

 

〈代表・橋田による新機能解説シリーズはこちら〉

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 【代表・橋田が解説!】ページアニメーション機能について

アイキャッチ画像がするんとスライドしてきたり、クリックやスクロールの動作に合わせて写真や文章が飛び出てきたりと、一捻り効かせたインパクトのあるページを見たことがある方や、自分の好きなブランドのサイトがそんな作りだという方も多いのではないでしょうか。

 

実は、こんなページ表現がペライチでもできるようになりました。ページのブロックや画像素材にしぐさを付けるようにアニメーションの速度やパターンを調整して設定すれば、自分のページの世界観に広がりを持たせることが出来るかもしれません。今回も、代表の橋田がこの機能について解説しています。

 

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今回ペライチで使えるようになった「ページアニメーション」という機能。これは、ページをスクロールした時にフワッとアニメーション付きのブロックが表示される機能です。パワーポイントの資料のような感じで、ページに動きをつけることができるんですよね。

 

動きの種類は4種類で、上からと下からの2種類のスライド、奥から手前にズームインしてくるタイプのもの、後はフェードインがあります。

 

この機能を使う一番のメリットは、ページの訪問者の感覚に大きく訴えることができるようになることですね。普通の広告だって場合にはよりますが、動きがあった方が見る人の興味を引きつけられるものじゃないですか。

ページが動きを持つこと自体は目を引きやすいでしょうし、うまく使えば「なんかおしゃれそう」「なんかカッコ良さそう」と、ページに洗練されたイメージを持ってもらえるかもしれません。

引いては、この機能を使うことで高級感のあるページ内容のブランディングや商品の見せ方ができるようになるはずです。

 

加えて、スクロールの流れに追加して視線を誘導できる効果や、淡々と並べるタイプのLPの単調さを緩和する効果も期待できるでしょう。

 

僕は特に、コーポレートサイトやブランドサイトなど、なるべくサイトの構えを重厚に見せたいシーンや、家や不動産など単価が高い商材のページでページアニメーションが使われているのをよく見かけるので、ペライチでもそういうシーンで使われて行くのかなと想像しています。

 

このタイミングでページアニメーション機能をリリースする後押しとなったのは、コーポレートサイトやリッチなブランディングをしたいというユーザーの絶対数が増えてきたということなんですよね。ユーザーの裾野が広がったこと、多様化が進んだこともまた様々な機能リリースに際してよく感じる事です。

 

ページアニメーション機能は有料プラン、もしくはオプションプラン(300円)のお申し込みでお使いいただけるようになります。

 

今回サラッと終わりましたが、アニメーション機能に引き続き今週から3連続で、最近リリースされた機能について僕が解説するターンが続きますので、次週以降もお楽しみに。新しい機能に関しては、使ってみてのご感想や事例も是非教えてくださいね。


〈代表・橋田による新機能解説シリーズはこちら〉

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Google for jobsの解説

 

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2019年1 〜3月リリースの振り返り

 

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ペライチの料金プランを解説

 

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ファイルダウンロード機能

 

 

【代表・橋田が解説!】ペライチ決済の購入完了画面のアップデートについて

最近のペライチでは、「ペライチ決済」の購入完了画面で任意のページを設定できるようになりました。機能が使いやすく、使われやすくアップデートされたことに違いはないのでしょうが、これだけ聞くと、今まではどうだったのか、何が便利になったのか、何やら汲み取りにくい雰囲気がしますよね。

しかし、以前からの「ペライチ決済」のユーザーの皆さんにはかなり喜んでいただけた機能アップデートとなりました。一体、この機能アップデートって結局何だったの…?という部分を、今回も橋田が解説します。

 

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ペライチ決済の購入画面で任意のページが設定できるようになったという今回のアップデートですが、変化した部分を簡単に言うと、

商品の購入完了後に表示される「購入ありがとうございます」というサンクスページについて、これまでは、ペライチが用意したページが表示されていたところを、ショップオーナー側で自由に設定できるようになりました。

例えば、設定画面にURLやフォームを設置して、商品購入後の流れを説明するような使い方ができる他、次回利用時のクーポンやメールマガジンの登録ボタンなどを設置して、ショップのリピーターを獲得することを狙うような使い方などもいい例として考えられます。

こんな機能を実装した経緯としては、やはり、ペライチ決済をご利用の皆さんからのユーザーニーズが非常に高かったからなんですよね。リリース直後、「待望の機能だった!」「これでCVが上げられます!」などのお声が殺到しました。

この機能がそれだけ歓迎された訳としては、ペライチ決済が無形商材の販売が可能で、セミナーやワークショップなどのサービスの販売と相性が良いので、セミナー講師の方やコンサルタントの方に多くお使いいただいているという背景を持ったサービスだからなんですよね。

ここからは、セミナーやワークショプなどを販売する場合を前提にした実例を交えながらの話になりますが、そういったサービスの購入後には、日程調整や事前の共有事項などのコミュニケーションが必ず入ります。

もちろん、商品の購入後にはメールでのやり取りも可能ですが、決済が済んだ時点で、ショップオーナーと購入者の双方で大まかなコミュニケーションが取れれば、購入者側ではサービスに対する安心感が上がりますし、ショップオーナー側としても、購入者側と連絡を取る手段が二重になるので、コンバージョンアップや、ドタキャンの防止が期待できるでしょう。

かく言う僕も、ペライチ決済で作った「秘密のモーニング」という自分のページを持っているので、今回アップデートされた部分を実際に触ってみました。

こちらのページです。

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ちなみにこのサービスは、申し込みをしてくれたスタートアップが気になる20代の若者を、お気に入りの渋谷のモーニングに招待し、一緒に朝食を摂りながらスタートアップについての話をしたり、相談に乗るような趣旨のサービスです。

このサービスの特性上、購入者とは日程調整ののちに実際に会って朝食をご一緒することになるので、購入者の電話番号やメールアドレスの確認の他、事前に質問しておきたいことや、日程調整についてなど、事前のコミュニケーションが大切になってきます。

ひとまず僕のページでは、購入者側で事前に共有しておきたいことや、伝えておきたいこと、電話番号などの連絡先を簡単に書き込んで送ることができるフォームを設けてみました。

今後も、サンクスページ含め、このページは余裕があるときに更新し続けようと考えています。

最近のペライチでは、機能のリリースやアップデートがかなり多くなってきましたが、人によっては便利に思うもの、自分のページでは使わないなと思うものなど色々あることと思います。
それには依らず、ホームページの定期的な更新は大切なので、皆さんもこまめに自分のページを更新するよう心がけてください。その中で何か新しい機能を見つけたら、まずは簡単でもいいので、臆さず使ってみてくださいね。


■編集後記
いかがでしたか?決済手段が増えたことに続いて、「ペライチ決済」に関する機能向上についての解説でした。昨今でオンラインショップを開く手段は様々ですが、中でも「ペライチ決済」の大きな特徴は無形商材の販売が可能で、今すぐに始められることです。「ペライチ決済」に関する記事と、「ペライチ決済」の詳細なページを下に記載しますので、ぜひ興味を持たれた方は、読んでみてくださいね。

 

「ペライチ決済」の詳細

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「ペライチ決済」で使用できる決済機能について

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ペライチの法人向けプラン、エンタープライズプランのご紹介

最近ペライチの料金表に、新たに「エンタープライズプラン」に関する項目が増えたことはご存知でしょうか。ページ追加コスト軽減、複数アカウント利用可、請求書払いに対応などの特徴を持つ、ページを大量に持ちたい方へ向けたプランのようです。

 

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今週のペラログ編集部はこのエンタープライズプランに着目し、ビジネスプランとどう違って、どれくらいお得なのか、どんな人が使うことを想定しているのか、などエンタープライズプランに関する疑問を、担当の小峯さんに聞いてみました。



ーー本日はお時間いただきありがとうございます。早速、かなりアバウトな質問なのですが、「エンタープライズプラン」とはどのようなプランなのでしょうか。

 

小峯)

名前通り、ペライチの法人利用を考える方へ向けたプランなのですが、平たく言ってしまえば、ヘビーユーザー、大量にページを作りたい方へ向けたプランです。

 

ご覧いただいている多くの方には、ペライチのページを大量に使いたいという具体的な場面に、あまりイメージがつきにくいものかもしれませんが、私たちは例えば、複数の広告のLPを自分たちで回したいという事業会社さんや、ペライチでホームページの制作代行を行う制作代行会社さんからこのプランをご利用いただくことを想定しております。

 

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エンタープライズプラン特設ページのメインビジュアル。「50ページ以上利用したい方向け」とありますが…?

 

ーーやはり、大量にページが必要となるシーンはほぼ法人利用される場合として想定されますよね。では、「ペライチでビジネスを行いたい方向け」として存在するビジネスプランとはどう違うのでしょうか。具体的なプランの内容や料金体系について教えてください。

 

小峯)

意外に思われるかもしれませんが、エンタープライズプランで使える機能やパッケージの内容はビジネスプランと全く相違ありません。

 

本来、エンタープライズプランの出発点は、ペライチでページを沢山使いたい方や、アカウントを複数使うような利用の仕方を検討される方へ、少しでもお得にペライチをご利用いただけるようにご提案させていただいた特別割引のような概念です。そのため、50ページ以上の公開ページ利用することがこのプランを契約する場合の前提条件となります。ヘビーにペライチを利用される方へお得にご利用いただくことを趣旨としているため、プランに加入することに対する料金などは発生しません。

 

エンタープライズプランに加入する条件を満たしている場合に、本来、月々2980円のビジネスプランを1アカウントに付き400円で追加発行することと、1ページあたり280円からページを追加購入していただくことが可能になる、というシンプルな仕組みです。

ページを追加購入すればするほど1ページあたりの単価が下がり、お得にページを量産することが可能となります。

 

実際にビジネスプランに比べてどれほどお得に利用できるのかは少し伝わりづらいと思うので、ビジネスプランを利用していて追加でページを購入した場合と、エンタープライズプランを利用した場合とでシミュレーションしてみましょう。

 

まず、ビジネスプランとエンタープライズプラン、互いに1アカウントで100ページ公開ページを持つ場合、

 

ビジネスプランの基本パッケージに含まれる公開可能ページ数10に追加で90枚のページを購入した時の価格は 

2980+300×90=29,980(円) 

となり、

 

対してエンタープライズプランで1枚あたり280円のページを100購入した場合の価格は
400+280×100=28,400(円) 

 

となるので、差額は1000円弱、若干の得といった感じになりますが、

 

公開したいページ数が400ページ、500ページ、と増えた場合、追加で購入できるページの単価も250円、240円、と減額されてゆくので、500ページ時点での計算は互いに


ビジネス 2980+300×490=149,980(円)

エンプラ 400+240×500=120,400(円)

 

となり、かなり料金に開きが出ることが分かります。

グラフにまとめると下図のようになりますね。

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小峯)

エンタープライズプランは、一部のお客様だけにご提案していたプランでしたが、ページ数を大量に追加購入するユーザーの数が多くなってきたことに伴いプラン内容を整理、ランディングページを特設し、オープンな存在にしました。

 

それに伴って旧エンタープライズプランから変更されたことは、1ページあたりの割引開始となる敷居を100ページから50ページに引き下げたことと、企業様向けですので請求書払いが可能になったこと、専任のスタッフを置いたことです。

 

ひとつのサービスを使って沢山のページやアカウントを運用する際の大きなリスクとなるのはトラブルが発生した場合の損失の大きさですが、やはり大きなデータをお預かりさせていただいているお客様ということで、エンタープライズプランのお客様にも安心してご利用いただけるような体制を敷きました。

 

今後、事例も併せてこの場でエンタープライズプランをさらに詳しくご紹介させていただければと考えていますので、ペライチの法人利用にご興味のある方は、ぜひ続きも気にしていただければなと存じております。

 

ーーお時間いただき、ありがとうございました。続報、楽しみにしております。



■編集後記

 

いかがでしたか?50ページ以上のページを持つことが必須となるユニークな法人向けプランのご紹介でした。現在ビジネスプランをご利用されている方でも、突然50ページ以上のページを使いたいな、と思い立ち、エンタープライズプランを検討してみようと思われる方は稀かもしれませんが、これを機にワンランク上のプランと、現在のプランを見比べてみることも良いかもしれません。ペライチのプランや機能情報に関して、使い方などを紹介した記事もこちらに載せておきますので、ぜひ、併せて読んで、ご自身のプランを見直す一助としてくださいね。

 

ペライチの新料金を詳しく解説

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開発チームインタビューペライチのコアを支えるチームと技術

最近のペライチでは「ファイルダウンロード機能」「パスワード保護機能」など、より多様なページを作ることのできるような機能が増えてきました。続々と多彩な機能を生み出す最近の開発チームが、今回のブログのメインテーマです。

 

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お集まりいただいたのは、CTOの香月さんと、デザイナー・エンジニアチームのそれぞれのマネージャーを務める小川さんと佐藤さんです。開発チームの皆さんへ最近の様子や、今後の戦略についてインタビューを行うことにしました。

 

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(写真左から香月さん、小川さん、佐藤さん)

 

編集部

お集まりいただきありがとうございます。最近は目立った機能リリースやアップデートが多いので、開発チームの皆さんは大忙しですよね。普段の開発チームの皆さんの様子をお聞きしたいのですが、最近チームではどんな取り組みをしているのですか?

 

香月

最近ですか。開発チーム全体で言えば、スキルアップのためのJavaScriptの勉強会をしています。具体的には開発チームみんなで集まって一冊のJavaScriptの本を読む活動をやっていまして、ちょうど最近、開始から半年かかって本を一冊読み切ったところですね。

 

編集部

JavaScriptというとコーディングに使用されるプログラミング言語なのでエンジニアチーム側の領分のように思われますが、デザイナーの方も一緒に勉強されたのですね。

 

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香月

デザイナーにもフロントエンドを学んでもらうことにしたのは、そもそもペライチは編集画面でJavaScriptを多用しているということにあって、ペライチの構造や成り立ちを理解するためには知っておけばその分仕事がしやすくなるはずだからなんですよね。

デザイナーの皆さんにとっては、作ったデザインをどんな形式にすれば実装しやすいか、とか、どう反映されるのかを把握できる機会になったはずです。

 

小川

確かに、コーディングもできるデザイナーは強いですね。

 

香月

あとは、単純にペライチのよりよい設計の在り方を開発チームのみんなが考えられるように、共通認識を作るという目的もあります。ユーザーからみて不具合が生じているペライチの機能について、「なんでそうなってしまうのか」をペライチ内部の人としてペライチの開発に関わるみんなが知っておけば、原因と自分ができる対処を認識できるので。

 

編集部

なるほど、それを現在のタイミングで行なった訳には何か特別な理由があるのですか。

 

香月

それに関しては少々採用戦略的な話になってくるのですが、ペライチの開発チームは基準のひとつとして、凄くデキるエンジニアを引っ張ってくるというよりも、やる気はあるけどスキルはまだ、という伸び代のある若手を採用するという考え方を持って採用活動を行なっているんですよね。

 

裏を返せば、どこかでスキルを底上げすることが必要になるシーンが出てくる訳です。僕らとしては、ペライチへ来てくれた若手のメンバーにペライチの中でどこでも通用するベテランのエンジニアとして育って欲しい。

 

そこで、若手のエンジニアをどういう方針で育成するのか、という話が出てきます。若手のための勉強会をしようということはその時点ですんなり決まりましたが、内容のいかんはペライチのコアの開発力を支えるチーム力作りに直結するので、勉強会のテーマを設定にはかなり悩みました。

 

勉強する内容は全員がモチベーションを高く持って勉強できるテーマに設定する必要があると思いましたし、なるべくやる意味を持たせられるテーマを設定しようと議論した結果、手始めはJavaScriptに、ということでテーマが絞られてきましたね。

 

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編集部
若手からベテランまで、業務形態も様々なメンバーが集まる開発チームでJavaScriptが共通して持っているスキルになった訳ですね。ちょうど読了されたということですが、この勉強会を通して現場にはどんな変化があったのでしょうか。

 

小川

デザイナーチームとしては、結構仕事のフローが変わりましたね。
今までデザイナーのメンバーはJavaScriptをあまり知らない人が多かったので、組んだデザインの実装はエンジニアにお願いするという工程だったところ、JavaScriptの勉強会によって実装に必要な知識を得られたので、実装作業までデザイナー側でやっていこうという流れに変わってきました。

デザイナー側のデザインの見せ方に関するこだわりなどはデザイナー自身で実装したほうが反映しやすいですし、普段の業務に関してもクオリティ・スピード共に上がった印象です。

 

佐藤

開発側でも僕の方でマーケチームから上がってきた施策を企画化して、勉強会と絡めた内容の案件として若手へ渡すようにしているのですが、JavaScriptをやれるのは楽しいという声も反応として出ています。本人たちでも実践してみての納得感はあるんじゃないかと思っています。

 

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編集部

JavaScriptの浸透によって個人の守備範囲が広がり、チーム全体でやれることが増えたり納期内での仕事のクオリティやスピードが向上したということですね。話はかなり若手の育成の方へ傾いてきましたが、今後はどんな育成戦略を持っていらっしゃるのでしょうか。

佐藤

目下の戦略としては、ちょうどJavaScriptの習得も終わったところですし、次の勉強会のテーマとしてペライチの機能を一覧を洗い出して、その中から何をみんなで学んでいくか、アンケートや意見を通じて決めている最中です。

 

あと育成戦略として、どこでもそうだとは思うのですが、若手の育成のためにメンターをつけてOJTをやっています。ただ、なんでもかんでも質問されてしまってメンター側の負担が増える形は避けたいということで、「質問チケット制度」というものを導入しました。

 

編集部

「質問チケット制度」なんだか肩たたき券みたいですね。あらかじめ一日にメンターに質問できる回数が決まっていて、それ以上聞いてはいけない…みたいなものですか?

 

佐藤

そうですね。やはり趣旨としては、若手の育成のために取っている制度なので、沢山質問させないというよりも、一日で質問できる回数の上限を設けるというイメージです。

質問できる回数に上限を設けると、質問の回数が限られるので、その中でなにを聞こうか、考えて聞かなくてはいけないという発想が育成者側に生まれるはずですよね。

僕としては、若手が育つための条件として考えること、調べること、聞くことの判断と精査ができることは必須だと考えています。

 

編集部
”最近の開発チーム”としてお話を伺ってみたところ、話題はかなり若手の育成の方に話がかなり広がりましたね。最後に、今後マネージャー陣の皆さんが自分のチームに関して考えていることをお一人ずつ教えてください。

 

佐藤

やはり、エンジニア一人ひとりが自分の守備範囲をオーバーラップして裁量を大きく持つことができるようになることをチャレンジしているところです。自分の仕事はここまで、この部分だけは完璧、というよりもオールマイティに案件を受け入れることのできるような万能型として若手を育てていくことが目下の目標ですね。

 

小川

デザイナーも、個人のキャリアプランを考慮しながらデザインだけでなく、自分の元々の範囲以外のところに対してどこまで知識をつけられるのかを考えながらやっています。コーディングに近しい作業もやれると、どうすればデータの受け渡しがスムーズになるのかを考えることができるようになるので…。

ペライチでデザイナーとして働くためには開発側によく寄り添ったデザイナーとしての動けることが望ましくなってくるので、今後、よりチームが仕事をしやすくするために”styleguide”(=デザインする前の要素やグラフィック、デザイナーやエンジニアが従うべきルールなどを集めたもの)をきちんと設定しようと考えています。

 

香月

サーバーの部分で言えば、ペライチのフレームワークを”cake php”から”Ruby on rails”( 以下 Rails )に入れ替えることも検討しています。まだ移行がきちんとうまく行くか検証している段階ですが、先を見越すとなれば、移行中にRailsの新しいバージョンが主流になることも考えられるので、今後出てくるバージョンを先取りして、勉強会や開発業務の中で抑えてJavaScript同様みんなが触れる状態にすることも考えているところです。Railsに興味を持っているメンバーも多いので、今後が楽しみですね。

 

編集部

お時間いただき、ありがとうございました。



■編集後記

いかがでしたか?開発チームの近況について聞いてみたところ、お話の内容のほとんどは若手の育成や採用の話題がテーマとなりました。CTOの香月は「働くエンジニア、デザイナーが誇りを持てる開発チームを作ること」をCTO就任時の目標として設定しており、実現のためには、心理的安全性を担保すること、クリエイターとして成長でき、長期的なキャリアが描けること、ユーザーにとって価値あるプロダクトを作っている実感を持てることが重要と述べています。話の随所に、そうした要素が垣間見えますよね。

今後も、ペライチの開発チームの成長に伴うペライチの様々なアップデートをお楽しみに。

 

 

■ペライチの開発チームに関する他の記事も併せてお読みください。

 

CTOとしての役割

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プラン変更開発秘話

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15万ユーザー突破記念キャンペーン開発秘話

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採用シーンにおけるペライチの使い方と「採用テンプレート」をご紹介

 

最近、ペライチは求人・採用に特化した新しい有料テンプレートをリリースしました。有料テンプレートのリリースとしては、しばらくぶりとなったこの「採用テンプレート」は「Googleしごと検索対応フォーム」に続いて採用にアプローチするツールです。

 

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詳しくはこちらをご覧ください

 

ペラログでは、このリリースの背景や、機能の特性や想定される具体的な利用シーンに関して、小規模事業主支援をしている広告会社などと業務連携を担当する小峯さんにお話しを伺いました。

 

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ーーお時間いただきありがとうございます。新しい「採用テンプレート」について、まずはリリースの経緯をお話いただけますか?

 

(小峯)

最近ペライチが提携している、小規模事業主様の採用支援を行う広告会社様から採用シーンで使えるページをペライチで作りたい、もしくは、採用ページを広告で運用したいのでテンプレートを作っていただけないかという旨の問い合わせが増えてきました。

 

現在、採用市場は売り手市場で、企業側からすれば採用難が続いているので、特に小規模事業者さんの間では人材不足に悩みを抱えているというお話をよくお聞きします。この状況に対してペライチはどんなツールを提供出来るのか、ということが法人支援部の課題となりました。

 

第一弾としては、ページの中に組み込むことでGoogleしごと検索に取り上げられやすくなるオプション、「Googleしごと検索オプション」をリリースし、それについては現在大変御好評いただいております。

 

ーーペライチのオプション機能の利用状況を見ても「Googleしごと検索対応オプション」は有料オプションの中でも2番目に人気のオプションとなっています。採用ツールのCMもよく見かけますし、人事支援系のサービスも急増している印象です。それだけ多くの企業が優秀な人材の確保に苦心しているらしいことが伺えますね。

 

(小峯)

まさにそうですね。少し前のいきさつからお話しすると、従来法人支援部はテンプレートに沿って自分の会社の商品の情報を入力することで売り上げがアップするようなテンプレートをツールとして提供するというような形で、提携先の広告会社のお客様に当たる、小規模事業者の方の事業のお手伝いを行なっていたのですが、

 

それがひと段落ついたところで、提携先の広告会社の方にお話しを伺ってみたところ、売り上げを作る以上に会社で働く人をなんとかしたいという課題感を強く持っている企業が多くなってきているということが分かりました。

 

そこで、売り上げアップ用テンプレート同様、採用の部分でも、用意された項目に沿って自分の会社の情報を入力していくだけで訴求力の高い採用ページを作ることができるようなテンプレートを我々が提供することで、採用に苦戦する企業や事業者さんのお手伝い出来ないだろうか、という思いが生まれたことが今回の採用テンプレートの制作されるに至った経緯です。

 

ーーなるほど、一方でペライチにのテンプレートの中には既存の採用ページ用の無料のテンプレートもありますが、従来のテンプレートに比べて新しい有料テンプレートはどのようなものとして位置付けられるのでしょうか。

 

(小峯)

まず、新しい採用テンプレートは、現在の最新の採用トレンドを取り入れたテンプレートとして開発されたものであると言えます。

 

内容を対比させるなら、既存の採用テンプレートは採用ページとしての要素が最低限用意されたものなんですよね。言い換えれば、きちんとページを生かそうと思ったら自分でページの構成を考え、現在のトレンドを反映させる必要がある。対して新しい採用テンプレートは結構しっかりとページの構成が決まっています。

 

ーーこれから採用ページを作ろうとするユーザーさんに対して手助けする範囲がより大きいイメージですね。では、トレンドとして意識した部分はテンプレートにどのように反映されているのでしょうか。

 

(小峯)

今、大手採用広告サイトに掲載されているようなページや、世の中の採用ページを色々と見てみると、会社情報や事業内容は当然として、シフト形態や雇用形態、勤務時間や給与など、ひとつのポジションごとにかなり網羅的に情報を載せている、一枚完結型のページが増えてきたことに気付くかと思います。

 

加えて社内文化や保障制度を魅力的に見せて「風通しが良い」とか「アットホーム」みたいな抽象的な会社の雰囲気を説明する表現から一歩踏み出した具体的なアピールを行うことにきちんとスペースを割いているのも最近の特徴です。

 

まとめると、働く前の段階でできるだけ求職者の職場の環境や待遇に対する不安をできるだけ取り除くことを目的としながら、一方で会社のユニークな部分も伺うことができる作りになっているものが主流になっているように読み取れます。新しいテンプレートはその流れに沿った作りを意識しました。

 

コンテンツを練る手間をあらかじめ省いておいて、ユーザーさん側では自分たちらしい文章を当て込むだけでページが仕上がるような形でまとめています。

 

ーーでは、このテンプレートはどんなシーンで使われることや、どんな使われ方をすることを想定されますか?

 

(小峯)

これは全てのペライチ製品に共通して言えることですが、とりわけ、出来る限りのリソースや予算で、出来る限りの良いものを作りたいと考えている企業の人事の方や事業者の方へお使いいただければと考えています。

 

加えておすすめの使い方として、私からは「フローティングメニュー」と組み合わせた使い方をおすすめさせていただきます。

 

ーー「フローティングメニュー」といえば、ページのヘッダーとフッター部分にページのメニューバーとボタンを固定表示させるパーツですよね。

 

(小峯)

求人サイトは、出来るだけその会社で働くことに対するモチベーションの高い人の受け皿になるものがあれば、より求職者に対して親切な作りになることができるはずです。

 

その点、ページをスクロールする動きについてくるフローティングバナーを置いておけば、その会社で働きたいという気持ちが求職者側で発生した時点ですぐ電話やフォームのリンクに手を伸ばすことができます。

 

他に、その会社を元から知っていて、働いてみたいと考えている人が求職者の中に居るとすれば、その人は電話や問い合わせフォームのリンクを踏むことを目的として採用ページを訪れていることになるので、常にページの視界にアクションを起こすことのできるボタンがあることはかなり有効に働くのではないかと考えています。ぜひ、試してみていただきたい使い方です。

 

ーー確かに、最近では単品のオプションの数も段々と増えてきましたし組み合わせた使い方にも幅が出てきましたよね。最後に、今後の法人支援部の展望についてひとこと、お願いいたします。

 

(小峯)

このテンプレートがユーザー様にどんな風に受け入れられていくのか、具体的なことまだ分かりませんが、今後も法人支援部は広告会社様や制作代行会社様をパートナーとしながら、ペライチらしい価値観のツールを提供することで、全国の小規模事業者様の事業の活性化を支援していくことができればと考えています。

ペライチユーザーの皆様に、「実はペライチはこんな使い方もできるんですよ」というご提案や、機能ごとの便利なポイントなどをお伝えできるよう、引き続きこのペラログの場などを使って発信していきたいと思います。

 

■編集後記

いかがでしたか?新しくリリースされた有料版の採用テンプレートはこちらから内容をご覧いただけます。全体を斜線で区切ったシャープなデザインに洗練された印象を受けるテンプレートです。

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採用ページは、求職者にとっては職場に対する第一印象を決めるものですから、コーポレートサイト同様トレンドを抑えつつ、自社らしい独特の魅力が伝わるような仕上がりにしたいものですよね。私たちは、この新しいテンプレートがそのお手伝いができることを期待しています。

 

今回の記事に登場した「フローティングメニュー」や「Googleしごと検索対応オプション」のリリース当時の記事も併せてご一読ください。

 

・フローティングメニュー導入の経緯と反響

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・フローティングメニューのオススメの使い方や利用シーン

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・ペライチが「Googleしごと検索」の仕様に対応。新オプションの価値と導入によって期待される効果

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サポーターサミット特集 Part 6 ペライチ創業者 山下の想い

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「見て、聞いて、共に考え、最初の一歩を踏み出す」をコンセプトとした地域活性化イベント、サポーターサミットが開催され、ひと月以上が経過しました。開催後の整理が進む中、最近ではサミットの様子をお伝えする動画コンテンツが制作されました。

 

サポーターサミットのレポート動画はこちら 

 

ペラログでも、この徳島で行われたサポーターサミットについて、地元の方・サポーター・ペライチのそれぞれの視点からレポートにしてお伝えしています。

シリーズ最終回となる今回は、47都道府県サポーター制度の発案者であるペライチ共同創業者の山下に「サポーターサミット」の意義や、来し方と行く末をインタビューしました。

 

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株式会社ペライチ共同創業者 山下翔一

 

ーー本日はお時間いただきありがとうございます。
早速ですが、ずばり”なぜペライチは「地方創生イベント」としてサポーターサミットを行う”のでしょうか。このイベントの開催に懸ける思いをお聞かせください。

 

(山下)
渋谷発のITベンチャー企業であるペライチが地方創生を掲げて「サポーターサミット」というイベントをやってることを不思議に思う方も多いことだと思います。
少し遠回りにはなりますが大前提として、なんのためにペライチが存在していて、サポーターとはどういう相互関係を取るのかという部分から順を追ってをお話ししましょう。

 

我々が標榜するビジョンは“「つくれる」のその先へ” というものです。
世の中の「つくりたい」を「つくれる」に変え、その先にある一人ひとりの 笑顔、成長、幸せ のためにお客さまに寄りそうサービスを提供しつづけます。と続きます。

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ペライチのオフィスに掲示されたビジョン


このビジョンは、「個人、企業、地域にソリューションを届けることで、寄り添いながら各々の課題を解決する手助けをしていきたい」という理念に基づくものであり、ペライチは「IT」と「人」の力で課題解決の手助けをすることが出来ると考えています。

 

課題を抱える個人や企業の立場を取ってみれば、いきなり登場した馴染みのないツールに抵抗を感じてしまうことや、今まで知らなかった得体の知れないツールを本当に信用できるのかを不安に思うことは至極当然のことでしょう。
そういった反応に対してサービスを提供する側として、自分たちのサービスはわかる人だけにわかればいい、使える人だけ使えばいい、という高飛車な姿勢を取ってしまえば、自分の悩みを打開できる可能性のあるツールに触れる機会を失ったまま置き去りにされてしまう人たちが必ず出てきてしまいます。だからこその「IT」と「人」の力なのです。

 

”誰でもカンタン”に操作できるようなつくりを目指しているペライチはホームページやWebに関してやり方がわからず、悩んでいる人にこそ使っていただきたいサービスです。
地方出身であり、地域で事業や会社の経営を行う立場としての感覚も、サービスを提供する立場としての感覚も解する私としては、誰も置き去りにしたくないという想いがありました。

漠然とした悩みを抱える人の側にはアドバイスをしながらツールに徐々に馴染むための手助けをしてくれるような人の存在が必要です。それが近くに住んでいる人であれば大変心強いでしょう。また、ペライチの活用に限らずとも、悩める人の側にはいつでも現状から前進するためのアイデアを持った人が寄り添う形が理想的です。

この考えに共感し、自分のスキルで身近な誰かに手を差し伸べる活動しているのがサポーターであり、それを擁するのが「47都道府県サポーター制度」というコミュニティです。

サポーターさんの多くはペライチと出会い、サポーターとしての活動を開始する前から身近な人や地域の力になりたいという意識を持って活動をしてきた人々で、本当にアクティブで涙が出るくらい、いい人が多いんですよ。

 

ーーペライチ・サポーター・地方の3点が繋がりましたね。ではここから、どういった文脈を辿ってサポーターサミットを開催しようという運びになったのですか?

 

(山下)
2019年に入ってからサポーターさんについての再定義は進んで来たりペラナビがリリースしたりで見えるようになってきましただが、それまではサポーターさん同士ですらお互いの実態をあまり詳しくは知らないという状態が続いていたんです。そんな中で、スキルを持ったユニークな人たちが集まるコミュニティーなのだから、一度リアルで集まって、勉強会や活動報告会をしようという話が上がりました。これが「サミット」の元になっているものです。

そういうわけで、サポーターサミットは今となっては「地方創生イベント」として開催しているイベントとなるのですが、初回の開催時の目的としては全国で活動しているサポーターの成長のきっかけを意識したものでした。小西さんの記事でも言われていますが、当初の「サミット」は本当にサポーター同士の交流会・勉強会というニュアンスの強い会だったんですね。

それこそ、第1回のサミットでは会議室でサポーター同士がディスカッションや活動に関する発表を行っていたんです。
しかし、それぞれの地域で自分の地元の方に向き合い、力になりたいと考える気質を持った人たちが集まった会であるわけですから、回を重ねるごとに「開催地での地域課題を考えて解決しよう」という方向へテーマが少しずつ変容し、次第に開催地の商工会の方や事業者の方たちと交流を持つようなイベントへなっていったことは我々にとっては自然な流れでした。
主題は今後も変わって行くかもしれませんが、サポーター同士がお互いを刺激しあって学び合いの相乗効果を得られる会にしよう、という開催に当たってのコアな部分となる目的に変わりはありません。

 

ーーなるほど。ではそんなサポーターの学びの会、であったサポーターサミットはなぜリアルイベントとして、さらには地方での開催にこだわっているのでしょうか。理由をぜひお聞かせ下さい。

 

(山下)
確かに、サポーター同士の交流をイベントの目的にするならば、都市部で開催した方が都合がつきやすいでしょうし、時間を合わせてオンライン上のミーティングを行うというやり方もあるでしょう。
私たちがあえてリアルイベントにこだわり、開催地域を地方都市に絞って行なっている理由はあくまでサポーターの成長を促し、参加者各人の視野を広げるためなんです。

これは私が全国を周りながら体感していることですが、環境や地域が違えば文化が違って、文化が違えば個性が違います。そうして、個性によって悩みの毛色が変わってくるんですよね。
例えば、同じ県内でも幕藩体制当時から引き継がれた独特なエリア対立意識を今でも持っている地域もあったりするもので、こういうその土地に生きている人の感覚って実際に行って、見てみないことには正しく汲み取るのは難しいんです。

だからこそ自分が普段活動している地域から出て知らない地域の課題や、それに対する他のサポーターの考えを直接聞いて交流することで、普段の活動では気づけない目線を得るという体験をすることは彼らにとって良い成長の機会となるはずです。
そうして得た新たな目線を持ち帰って、自分の地元で活かしていただくことが「サミット」を地方でリアルイベントとして行うことへの意義になります。

 

ーー地方という現場を生かしながら新しい視点を持ち帰ることができるような仕組みは「成長に寄与する」というペライチの価値観と重なる部分ですよね。最後に、サポーターサミットについての今後の展望についてお聞かせください。

 

(山下)
もちろんペライチとしては今後もリアルにサポーターが交流し、互いに刺激を受け合って成長できるようなきっかけとなる場を作っていきたいと考えていますし、その会を地方で開催することで、サポーターの視野を広げることと、開催地域の活性化に繋がればという思いも、もちろんあります。

そして、「サミット」の持つ、地方創生イベントという性質の部分に関して、今後は、このイベントにはサポーターではない多くの人にも参加してもらい、サポーターさんの活動を目の当たりにすることで、参加した人にとって地元のことを考え、自発的に動いていこうという意識を持つきっかけとなることを望みます。そうして、その意識を持ち、自立した人が増え、自発的な活動が波及していくことを理想としています。

全国で、同時多発的にサポーターサミットのような地域活性化につながるイベントが開催されるようになったらいいですよね。

アクティブな人が増えると出来ることの幅が増え、活動の質が上がります。 結果、指数関数的に量も質も増え、世の中が良くなるはずです。

ペライチとして実現させたいことは、目の前で体験して気づく。知って、出会ったときに伝えられる。この力で、地域や日本をよくしていくこと。そのために我々が号令を出して、イベントを主催し続けます。

 

ーーこれからサポーターサミットはサポーターだけでなくより多くの方にきっかけを与えられるイベントを目指していくんですね。今後も楽しみです、本日はありがとうございました。


◼️あとがき

いかがでしたか?
渋谷のITベンチャー企業がなぜ、リアルな体験型地方創生イベントを開催しているのか、なぜリアルな人にこだわるのか、少しでも知っていただければ幸いです。
今回で、6回に及んだサポーターサミットのインタビュー記事は終了しますが、今後もツールとしてのペライチだけでなく、サポーターや、リアルなイベントなど、我々の大切にする「人」の部分についてもお届けしてまいりますので、ぜひお楽しみに!

 

 

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■サポーターサミット特集(Part1~5)について

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サポーターサミット特集 Part 5 サポーターサミット開催後レポート 参加社員編

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「見て、聞いて、共に考え、最初の一歩を踏み出す」をコンセプトとした地域活性化イベント、サポーターサミットが開催され、ひと月以上が経過しました。開催後の整理が進む中、最近ではサミットの様子をお伝えする動画コンテンツが制作されました。

 

サポーターサミットのレポート動画はこちら 

 

ペラログでも、この徳島で行われたサポーターサミットについて、地元の方・サポーター・ペライチのそれぞれの視点からレポートにしてお伝えしています。

今回は、実施後レポートの3回目となる今回は、ペライチスタッフとしてサミットに参加した4人のメンバーに集まってもらいサポーターへの印象の変化やサミットの感想を聞きました。

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画面右から香月さん、東さん、滝沢さん、長富さん

 
ーー今回は、サポーターサミットに参加したメンバーの香月さん、東さん、滝沢さん、長富さんの4名に集まっていただきました!皆さん初めてのサミットはどうでしたか?
まずは、簡単な普段の業務内容と「サポーター」との関わり方を教えてください。

 

▼香月
普段はCTOとして、サービス開発の中長期的な技術・開発組織のマネジメントをやっています。サポーターさんとは、サポーターさん側がペライチへ来社した場合にたまに会うことがありますが、基本的には直接接する機会が多いわけではありません。

香月さんのお仕事の詳細がわかる記事

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▼東
同じく、普段は開発の部署におり、キャッシュレス決済のシステム開発を主に担当しています。最近では、PayPalやatoneの決済のシステム開発を担当しました。香月さんと同じく、基本的にオフィスにいるため、サポーターさんやユーザーさんと直接接する機会はあまりないですね。ユーザーさんからのお問い合わせに、エンジニアとして回答する場合がある程度です。

東さんのお仕事の様子がわかる記事

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▼滝沢
私はカスタマーハピネス(通称 CH)という部署で、ペライチのドメインを安心安全にご利用いただくために不正ページを取り締まったり、ヘルプページを分かりやすくするための取り組みを行なっています。
お問い合わせの対応でユーザーさんとコミュニケーション取る機会はあっても、やはり接点はオンライン上に限られますし、サポーターさんとの接点はありませんでしたね。

滝沢さんのお仕事の詳細がわかる記事
comming soon

 

▼長富
僕は普段マーケティングの部署に居まして、わかりやすいところで言うと、ペライチ通信の企画やインタビューを行なったり、無料ユーザーに有料機能を使ってもらう為の施策を考えています。
ユーザーさんやサポーターさんへは、ペライチ通信でユーザーインタビューのご協力をお願いすることがありますが、サポーターサミットみたいに大人数と関わるのは初めてでした。

長富さんのお仕事の様子がわかる記事

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ーー皆さん、ありがとうございます。
全体的に皆さんは普段の業務でサポーターさんに接する機会があまりないとのことでしたが、サミットに参加されてから、サポーターさんへの印象の変化はありましたか?

 

▼香月
もともと、サポーターさんに対しての印象は全国のいろんな地方にいる方々で、ペライチとユーザーさんの間に立ち、ペライチを使ったセミナーをしてくれている人たち、というイメージが強く、ITリテラシーが低い人へ向けてITの導入を薦めるようなタイプのコンサルをしている人が多いと思っていました

ですが、実際会ってお話ししてみれば、IT全般に対する造詣が深く、それぞれの業界で最先端の方々なんだという認識に変わりました。サミットの場では僕自身、色々教わることが多くて勉強になりました。

 

▼東
僕も一緒ですね。キャッシュレス決済やコーチングやクラウドファンディングなど、サポーターの皆さんはそれそれに独自の専門分野をお持ちで、加えてペライチを人に教えることができるくらいにWebにも精通していて…本当に凄いことです。

 

▼長富
IT系ベンチャーの界隈の僕らが持っていない知識を持ってる方も、やっぱり多かったですよね。行政系に関しての知識だったりとか。

僕の見ていたところでは、PRのやり方に悩んでいる地元のお菓子屋さんに対して、「農林水産省が無料でPRの場を設けているので利用するといいですよ」とアドバイスをされている方がいらっしゃいました。(*)

社内で仕事してるだけでは知り得ない知識で、かつその場で有益になるような情報を皆さんが持っているんです。ITの知識に止まらず、自分のスキルやノウハウを使って地域へ貢献したいという意識のある方々だからこそ、サミットで高いポテンシャルを発揮されたのでしょうか。

(*)先週のブログで登場した小西さんを指します
先週の記事はこちら
http://blog.peraichi.com/entry/20190801

 

▼香月
あと、人柄の部分に関して印象を言うなら本当の人格者というか、シンプルに「良い人」が多いなと思いました

運営のスタッフが忙しそうにしていたらすぐに手を貸してくださる方が多かったです。あと、サミットにはお子さんも数人参加していたのですが、お風呂場でタオルが足りなくなっている子に対してサポーターさんが「おじさんのバスタオル使う?」と声をかけている場面にも遭遇しました。公私問わず誰に対しても、とにかく優しい方が多い印象でした。

 

▼東
会ってみないとわからない、素の部分を知れたことで、サポーターさんが自分たちが作っているサービスのファンでい続けてくださっていて、こういった人柄の方々にCSの面でもサポートいただいていることを心強く感じましたね。

 

▼滝沢
サポーターさんの強みや、人柄を一番よく知ることが出来た場面はやっぱり、最終日の「アイデアを出す会」でした。もともとサポーターさんがお仕事をされている場面や人柄に触れることができるような機会は業務上、なかったのですが、ここではっきりとサポーターさんの実態を知ることが出来た気がします。

 

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アイディアを出す会でサポーターと共にアイディアをまとめる様子

ーー強みや人柄、どんな考えを持っているのかは会ってみないと分からないですよね。
では、改めてそんなサポーターさんと一緒に参加したサポーターサミットについて、皆さんどんな感想を持たれたのか聞いていきたいと思います。サポーターの実態を知ることができた「アイデアを出す会」はどの様な回だったのでしょうか。

 

▼滝沢
「アイデアを出す会」について簡単に言うと、6人の地元の方のお悩みに対して、サポーターが自分が力になれると思った人の元へ行き、解決策を出し合って、最後にまとめて発表する…というもので、口で説明してしまえば趣旨は簡単なのですが、

初めて会った人の抱えるお悩みを予備知識が一切ない状態で聞いて、具体的に解決策を提示するって、言われてもできないですよね。
何かアイデアが出たとしても、その通りにやるから責任を持てるかと言われたら難しいですし、難しい問題だったら一緒に頭を抱えるしかありません。

しかも、考える時間が1時間くらい。普通、こんな条件ででアイデア出しの会なんかやったら、何も起らなかったり半端な結論になってしまうことが多いはずだと思うんです。私も始まるまではちゃんと結論が出るのかな、と思っていました。

ただ、蓋を開けてみたら皆さん、クオリティの高いアイデアをどんどん出されるし、出し惜しみされないんですよね。各テーブルすごくポジティブに盛り上がっていて…。こんなに充実したアイデア出しの会って、本当に実現できるんだ!と感動しました。

 

▼香月
それで言うと、さすが普段からコンサルを生業としてる方々ですから、サポーターさんたちは場慣れ感がすごいんですよね。

 
ーーやはり、コンサルタントの方が複数人集まってアイデアを出し合う場、かなりの迫力ですし、体験として貴重ですよね。他の皆さんは、各テーブルでお話を聞かれてみて、印象的だったシーンを教えてください。

 

▼香月
各々に強い専門性を持たれた方が集まった場なので、観点が多様なんですよね。

僕のテーブルでは、徳島の地元のスポーツクラブがどんな風に子供達や地域へ貢献できるのかというテーマの中で、「では、どういう風にチームを運営するトレーナー側のマインドを変えるべきか」という話が出ました。

その中でもマインドについて詳しいサポーターさんがいて…小島さんという方なのですが (*2)、「マインドを変えるというよりも、ママ最強だからママを絶対につけたほうがいい!」と熱弁されていたのが、自分には考えも及ばないユニークな意見だったので印象に残っています。


(*2)小島育子さん
女性ならではのきめ細やかさで寄り添い指導をモットーとしたITトレーナー。中小企業、小規模事業者向けWEB、SNS運用指導・代行。愛知県代表サポーター。

小島さんのペラナビでのプロフィールはこちら。
https://navi.peraichi.com/supporters?utf8=%E2%9C%93&prefecture_id=23&sex_id=1&supporter_position_id=2&search=#modal-profile_49

 

▼東
自分のビジネスの経験の中から収益を立てられるアイデアがどんどん出るのがすごいですよね。相談しにくる方は自分の事業には精通してるけど、PRの方法が分からなかったり、目的が定まっていないので質問の仕方もわからない…というきょとんとした感がありました。

そんな人を目の前に、僕は何も言ってあげられなかったのですが、サポーターさんは凄かったですね。僕のテーブルもアイデアが出すぎてまとめるのが大変なくらいでした。

 

▼香月
ペライチは「人とIT」が手を結んで、お客様の成長に寄り添うことをコアコンピタンスとしていて、サービス自体がビジネスを成長させたり、新しいことを始めるきっかけを与える作りになっているものだということを前提に普段「IT」の開発側に従事している僕らにとって、サミットは「人」の力でビジネスはどれほど加速するのか、という実態を目の当たりにさせてくれた体験だったんだと思います。

 

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アイディアを出す会の様子

 
ーー参加された地元の方にもお話を伺ったのですが、悩みがきちんと言語化されたことで、「何かしたい」と考えながらも、何をしていいか分からなかった状態から一歩を踏み出す良いきっかけになったとおっしゃっていました!
では最後に、サミットに参加し、サポーターさんと一緒に活動したことで、影響を受けたことや今後に活かしたいと思ったことなど、何かありましたら教えてください。

 

▼香月
結構直接的な話なんですが、サポーターさんから直接プロダクトへの要望を受けました。「ブログ機能が欲しい」というのがどの方からも上がる一番強いご要望でしたね。

開発の立場としては、サポーターさん自身がペライチのコアなユーザーさんであり、かつペライチを教える立場を取ることもあって、間接的な初心者の意見も持っている立場にある方なので、サポーターの皆さんのお声は、今後もしっかりとキャッチしてプロダクトへ反映させたいと考えています。

 

▼東
同じように、開発の立場としては普段、ペライチのユーザーさんはもちろん、Webに精通している立場の方から自分の仕事を褒めてもらうことがあまりなかったので、お褒めの言葉をいただいた時は素直に嬉しかったですし、サービスがどんな人に届くかわかったので、今後の強いモチベーションになりました。

例えば今後、コードを書いていて、微妙な作りだなと思った時が来たら、自分が直接接したサポーターさんたちはペライチに何を期待するんだろう、と立ち戻ることができるので改善のための具体的なイメージが浮かびやすくなるんだろうなと思います。

 

▼滝沢
やっぱり、サポーターの皆さん、ペライチ側の立場とユーザーさん側の立場両方で、理解してくださるんですよね。私も普段の業務が不正ページを取り締まるという内容で、開発でも営業でもない立場になるのですが、サポータの皆さんは、ネットの扱いに長けていらっしゃいますし、スパム対策への理解が深く、カスタマー系の仕事内容を通じて声をかけてくれる方もいて、背中を預けやすくなったというか、仲間意識が高まりました。

 

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▼長富
僕の参加したテーブルではペライチが主なターゲットとする、小規模な事業者の方の抱えるお悩みを聞く機会があって、コンサルされる方法をよく見ていたのですが

僕のテーブルにいたサポーターさんは、まず、お悩みを鵜呑みにして解決方法を考えるのではなく「結局はこういうことでお悩みなんですよね」と、一言でまとまるレベルまで、相談者の方が悩んでいること自体をうまく言語化して突き詰めた部分まで文章に落とし込んでいくんです。

僕の担当はウェブマーケティングなのですが、結局ネット上でのやり取りって文章なので、こんなふうに言語化が難しいレベルでぼんやりと悩んでいるお客様の力になることは難しいんです。

特に、悩みの本質を丁寧に見直して、正しく目的を設定し直す部分まで寄り添うことをネットを介してやっていくのは難易度が高いことだと実感しましたし、だからこそこういったイベントをリアルでやるということに意義を感じました

 

ーーサポーターと共に過ごしたサミットの2日間が皆さんにとって、良い体験となったようで幸いです。業務ではサポーターとの接点が少ないかもしれませんが、サポーターを以前より側に感じてもらえたらと思います。

 

◼️あとがき

いかがでしたか?地元の参加者の方、サポーターさん、ペライチ社員メンバー、三方向からそれぞれ感想をお聞きする形でお送りしてきたサミットレポートですが、どの立場で参加した方も、良い体験だったと語っています。

渋谷のITベンチャー企業が主催する、リアルな体験型地方創生イベント。一見異質な関係のこのイベントを、なぜ、満足感と一体感を持って行うことができたのでしょうか。

来週は、共同創業者の山下が、サポーターサミットの展望と、このイベントが終局で目指す形態についてお話しします。

 

 

■サポーターサミットについて

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サポーターサミット特集 Part 4 サポーターサミット開催後レポート サポーター編

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「見て、聞いて、共に考え、最初の一歩を踏み出す」をコンセプトとした地域活性化イベント、サポーターサミットが開催され、ひと月以上が経過しました。開催後の整理が進む中、最近ではサミットの様子をお伝えする動画コンテンツが制作されました。

動画はこちら

ペラログでも、この徳島で行われたサポーターサミットについて、地元の方・サポーター・ペライチのそれぞれの視点からレポートにしてお伝えしています。

開催後レポート2回目となる今回は、北海道代表サポーターでいらっしゃる小西 穣さんに、今回のサミットについてお話いただきました。

 

■小西穰さんのプロフィール

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47都道府県北海道代表サポーター
株式会社アグリ&コミュニティサポート総合研究所代表取締役。通称、AC総研は、「プロジェクト推進」や「営業改革」、「食と農、地域活性化」などに専門性を持つ非営利系シンクタンク(*)であり、小西さんは普段の業務を通して、「悩んでいる時間を、思考する時間へ。更には現実の一歩を踏み出す」ことを促す活動をしていらっしゃいます。

AC総研のHPはこちら

www.ac-soken.com

((*)非営利系シンクタンクとは、企業名シンクタンクとは一線を画し、株式会社としての事業を推進しつつ「政策、世間情勢、世論等が将来性のある方向へ進んでいるか」を行政機関や時の政権、各種企業へ政策提言できる能力を有し、社会全体の利益を考える存在です。)

 

そして、小西さんは、北海道でサミットが行われた際にホストを務められた方。
今回のインタビューでは、徳島でのサミットの話に留まらず、「サミット」というイベントの誕生秘話の部分まで、お話いただきました。

 

■インタビュー開始



ーー先日はサポーターサミットにご参加くださりありがとうございました。
ざっくりした質問からで恐縮なのですが、小西さんにとって今回の第4回サポーターサミットin徳島は、どんな会となったのでしょうか。


小西さん
そうですね。まずは、僕が知っているサミットについてのお話から始めますね。

僕が参加したサポーターサミットは、自分がホストとして体験した、第2回サポーターサミットin札幌・江別と、今回のサミットの2回です。

前回の岐阜県で開催されたサミットには参加できなかったのですが、北海道でのサミットから地方創生への思いがそのままに、テンションや熱量が回を増すごとに高まっていっているのを感じています。

毎回かなりプログラム違いますが、地方の特色やホストの思いが反映されていますよね。



ーーそうですね。開催地のサポーターさんに、「ホスト」として、企画、当地へお住まいの皆さんへの宣伝や誘致の役を務めて頂いているので回ごとに雰囲気が異なりますね。そういえば、この開催地のサポーターがホストを務める形式は、小西さんがホストを担当された札幌・江別の会から始まりましたよね。サポーターサミットというイベントの立ち上がり当初には、どんな思いがあったのでしょうか。


小西さん
素直には、ひとつの地域に集まることで、ペライチサポーター同士が集まる機会で何かいい刺激をお互い与え合うことができるんじゃないか、地方へ何かいい影響を与えることができるんじゃないか、という思いがあって、単に「漠然と地方(その回は北海道)に集まって何かこういうことをやりたい」というより、「地方創生をするなら、ペライチやサポーターの力できっと何か出来るはず、そのためにまずは思いつく事はやってみよう!」という実験的な感覚が大きかったです。

 

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第2回サポーターサミットで、ホストとしてサポーター一行を迎えた小西さん



ーー前例がない中、試行錯誤してくださり非常に良い回でした!
ちなみに今回の徳島サミットでは、「地元の方の話や課題を聞いて、解決のための一歩を踏み出すためのイベント」という形で今まで意思として潜在的にあった部分を言語化したのですが、改めて今回のサポーターサミットはどうでしたか。


小西さん
今回のサミットは、心から最高だったと思います。

例を挙げれば、課題解決の「アイデアを出す会」で、地元の方から挙げられた悩みは漠然としたものでした。

「うちの商品をもっと販売する手段としてこんなことを、やったほうがいいんだろうけど、まずは何したらいいかわかんなくて…」といったお悩みで、その手段が本当に必要なのか、本質的に進めたい事は何か憶測の域から出ず、曖昧な部分もありました。

こんな課題に対して、我々はワクワクしながらアイデアを出していました。モヤっとした相談をされた時に、どうお応えするかが、正にコンサルタントとしての技量を最大に発揮できる時です。

各テーブルと同様に、我々のテーブルも、あれもいいし、これもある!と、四方八方から、アイデアがあふれ出ました。これ自体が凄いシーンだと感じました。

 

 

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各テーブルの様子


ーーひとつの悩みに、多くのコンサルタントが一斉に相談に乗ることって、滅多にない、本当に贅沢な体験ですよね。

 

小西さん
それは、僕らにとっても同じことが言えて、コンサルタントは基本的にマンツーマンでお客様と接することの多い職業なので、仕事をする中で大勢が同じ場にいる機会って実は少ないんです。

同じ内容を言うにしても、女性的な共感の持てる言い方や、全国から集まってる故に親しみの持てる素敵な方言を交じえ親身になって語りかけ、相談者と同じ視点に立つようしながらコンサルする方もいらっしゃって、とても参考になりました。僕自身、他の方の仕事ぶりから勉強させていただくことが多々ありました。

そして、コンサルタント同士・サポーター同士が知恵を出し合いコラボした結果として、答えを導き出して行く過程が『ペライチサミットでしか有り得ない』とても独特なものだと思いました。

今後担当した相談者の方が、どんな軌道を描いて行くものか、長期的に寄り添って行きたいと思っています。



ーーこの「アイデアを出す会」、サポーターさんにとっては、同業者間の勉強会という性格も持ち合わせていたんですね。
そういえば、サミットを開くことのアイディアは小西さんから発信されたと聞いたことがあります。


小西さん
私が最初の発案者とは言えませんが、サミット初開催の少し前の時期に、ペライチ創業者の山下さんと北海道のイベントにご一緒した時、「地方創生の1つのアイデアとして、全国を行脚する学会を開こう!」ということで盛り上がりました。

地方に行く動機付けを作らなければ、地方に行く機会はないし、地方創生のために何かできないかという思いを持ちながらも、自分の住んでいる地域以外の「地方」を深く知る機会は限られている。

そんな現状に対して、「では、日本全国の様々な都市に住むサポーター同士でひとつの都市に集まって、学会をしましょう。」というアイデアが出たんです。

ただ、学会をゴールにすると、自分達の課題についてアイデアを出したり、持ってるものの知見を発表するという趣旨となります。そうすると、サポーター同士で集まるのは大都市でも良く、地域をそこに絞る意味がなく…
せっかく地方創生をテーマにするのだから、全国行脚する形で、訪れる都市に密着した形の学会を開催できればいいなと。

結果として、最初に雑談していた学会とは少し異なり、単なる勉強会を超えた、地方を元気にする、全国でも稀に見るユニークな『ペライチサミット』へと山下さんが創り上げてくれました。

開催地にとっては、人が沢山集まってお金を落とすことで勿論、経済的な恩恵が与えられ、そして、経済的な恩恵だけでなくノウハウやナレッジが残る。

サポーター側にとっては、モチベーションが高まるターニングポイントは、開催中だけでなく、むしろ開催後に残るという点が、普通の企業の研修会などとは少し違ったポイントですね。



ーーなるほど!そんな発案者の小西さん、最初にもお話していただきましたが、第2回のホストサポーターが初回の参加でしたよね。参加された回ではどんなことをされたんですか?


小西さん
ホストとして参加した札幌・江別のサミットで、許された時間は半日程度。特に僕が担当した江別の滞在期間は1時間程度だったので、大きなコンセプトとしては、せっかくだから短い時間で江別の良さを最大限に体感して欲しいと考えました。

北海道と言えば、豊かな大地を強みとした農産資源や小樽や札幌などの観光地で潤いのある都市のようにイメージされる方も多いかもしれませんが、人口自体は年々減っていますし、
”しょっぱい川”なんて呼ばれる津軽海峡に隔てられている分、他の都市へのアクセスが悪いこともあって、かなり閉鎖的な土地なんですね。

そんな背景を皆さんへ共有したあと、
江別で取れる野菜を味わっていただき、美味しい野菜を子供達や未来に残したいというメッセージを伝えました。

この時の日程は移動のバスの中の時間さえ惜しくて…そんな街で、社会的弱者をフォローする人や大学生などの当地の人たちにも加わって頂き、どんな思いで暮らし、次世代に向けてどんなビジョンを描くのか、というテーマでアイデアを出し合うワークも行いました。

 


ーーひとつのテーマに対して、サポーターが様々にアイデアを出し合うワークは今回の徳島や岐阜の回でも引き継がれているテイストですよね。特に、札幌・江別でのサミットは参加者の皆さんの満足度が高く、江別が大好きになったというお声も多く上がりましたし、実はその評判から参加率がこの回以降ぐっと上がったんですよ。


小西さん
ホストとしては、札幌・江別の会は、せっかくのチャンスでしたし、終わってみればもっと織り込んで生かしたかったという思いが強かったですが、参加者の皆さんへそう思っていただけたなら良かったです。

 

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第2回サポーターサミットin札幌・江別で小西さんが企画、運営をした地元の事業者さんとの交流の様子



ーー改めて、小西さんから引き継がれた部分、新しく特徴として出てきた部分、様々あったかと思いますが、今回のサミットに関して小西さんが、一番良かったと思われた場面はどの部分だったのでしょうか。


小西さん
意外性があった話からすれば、地域の皆さんとご一緒したドッジボール大会は良かったと思います。ベースは学会だと思っていたので、レクリエーション的な交流が思いのほか刺激的で良かったんです。

やはり、ホストに南部さんがいらっしゃったからこそ出来たことでしょうね。

ただ、我々として一番の見せ場は、やはり地域で暮らしていている方の市民活動やビジネスの課題ををどう解決できるか、をテーマにした「アイデアを出し合う会」のワークでした。

相談者の方が課題を最初に発表して、自分のスキルで力になれそうだとサポーター自身が判断した方へ寄り添いに行くという方式が良かったですね。

「アイデアを出す会」の時、地域の方からは、食や産業の魅力に加えて、マインドの純粋な部分を感じました。有名なものや資源が少なくても、地域で育つ子供や、お客さんのために、みんなで持ち寄って何かができないか、という思いであの場に集まった、純粋かつ情熱を持った方が多かったようです。そのような思いを徳島の皆さんから強く感じ、とても印象に残っています。



ーー「アイデアを出す会」では小西さんのテーブルが一番盛り上がりを見せていたのではないかという印象を受けましたが、どんな話題があったのですか?

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「なかのファーム」さんの話を聞く小西さん(右)


小西さん
僕のテーブルでは、なると金時というサツマイモをお菓子にして販売している「なかのファーム」さんのご相談に乗りました。相談者の方の思いとして、「製品のよさが何らかの形で実証したり、表彰されたりしたい」ということがひとつの目標としてあったのですが、お話を聞き
本当にやりたいことを再定義するところから始めました。
普段、僕がコンサルを行う上で大切にしている軸は、

・ポリシー(どんな思いがあるのか)
・スキル(同業他社を意識した時に強みとなるのはどんな点か)
・ターゲット(客層や、自分はどんな人を幸せにしたいのか)

の3原則で、いつでも、それを定めた後に「優先的にやりたいことは何か」を明確化します。
これさえ定まれば、悩みがぼやんとしていても解決できると思っています。

今回も、私としてはこの3点の軸を立てながら、お悩みの相談に乗っていきました。

軸を再定義したあとは、同じテーブルにいた情報発信のプロフェッショナルのサポーターがSNSはもっとこうしたほうがいいよ、とか、ブランディングにはこういった進め方がある、ファン作りはこう、などと提案し、軸が定まった後の戦略をカバーしてくれました。

僕らがこの場でやったことは、スタート段階では、何をしているのか知らないし、ファンでもないヒトやモノだとしても、最初からファンになった気持ちで、その良さを引き出しながら、相談者側のどこを大事にして、なにをすべきか真剣に議論することです。

それができるのは、お客さんや地方の活性化に自分ごとのように情熱を持ち、「一緒に頑張ろうね」というスタンスを持てる「寄り添う」ことをモットーとするサポーターならではだと思います。



ーー「アイデアを出し合う会」は、「はじめまして。あなたのサービス、全力で応援するよ!」という姿勢でサポーターが取り組んでいている印象でした。


小西さん
実際、これってなかなかできないことです。僕は、サポーターさんならでは、という言葉を使いましたが、僕なりにこの、サポーターの「らしさ」の部分を説明してみます。

マズローの欲求の段階説をご存知でしょうか。

よく、ピラミッド型のグラフで説明される心理学の一説ですが、これになぞらえて説明するならば、僕は、サポーターとして活動している皆さんはこのグラフで最上位にあるとされる自己実現の域にに到達している人が多いと思うんです。

さらに、この上位の欲求にはこの地域社会や博愛への欲求があるとされています。ペライチ通して仕事の基盤やご自分の事業を持っていらっしゃるので、安定している方が多いのでしょうね。

僕は目の前にいる方を幸せにするために、自分に何ができるかを考えられることは、すごく特別なことだと考えます。そんな特別な人たちが集まっているから、ほぼ初対面の方ともすぐに通じ合えて、サミットが終わる頃には、皆さんとの別れがなんだか名残惜しくなるほどでした。

 


ーーとても分かります。サミット中もサポーターの皆さんは、気づいたら何か手伝ってくださっている方が多くて、スキルがあるのも凄いことですが、人としての魅力もそれに優って素晴らしいと感じました。
「こうやったらいいんじゃない?」と提案してくださるだけに留まらず、「こうやったほうがいいと思うから、私がやります!」と一緒に手を動かしてくださる方が本当に多くて…
合宿場で、朝ごはんに自らおにぎりを握ってくださった小西さんもその中の一人でしたね。ありがとうございました!今回のサミットでかなりファンが増えましたよね。 

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おにぎりの方が食べやすいだろうから、と小西さんの握ってくれたおにぎり


小西さん
皆さん喜んでくれて嬉しかったです。今回の合宿形式は楽しかったですね。僕も、熱量の高い皆さんと、ずっと食卓を囲んだり語っていたいなという思いでしたし、夜も寝るのがもったいなくて、皆さんとお話をしながら出来るだけ起きていました。こんな感覚は久しぶりのことでした。



ーー地元の方との交流はもちろんですが、サポーター同士の交流もサミットの醍醐味ですもんね。楽しんでいただけて嬉しいです。
サミットやサポーターについてお話していただきましたが最後に、サミットの今後の展望について、サポーターを代表してお話いただけますか?


小西さん
僕が繰り返して言いたいのは、サミットは、旅行としての性格を帯びた楽しい部分も要素としてある交流会ですが、それにも増して旅行や企業の研修からは得難い体験の数々、大袈裟ではなく「自分の人生や仕事で糧になるものを体感できる」イベントだということです。

サミットの第一の形である、サポーター同士が会う事でのシナジーやコラボで発生する熱も毎回刺激を感じると共に、それだけではない、全く新しい形の交流の機会や発信の機会を通して、現地の人にも、サポーターにも、人生の記憶の残るようなギフトが参加者それぞれに発生します。

ペライチには、こんな会を開催してくれてありがとうという思いがあります。しかし、ホストであっても参加者であっても、受動的に参加しているという感はありません。
イベント主催はペライチですが、本当に仲間として一緒に創り上げている感覚です。

必ず続ける価値のあるものだと思うから、僕らも手伝うから、一緒にやるから、ずっと続けていこう!という思いでいます。

次回以降の開催も、ぜひ、多くの方へご協力を!と、この場を借りて言いたいですね。



ーーサポーターの皆さんや地元の皆さんと一緒に作られているサミットだと感じていますがサポーターである小西さんからその様に言っていただけとても嬉しいです。
本日は、ありがとうございました。またぜひ、次回のサミットもご一緒できれば嬉しいです。


■あとがき
いかがでしたでしょうか。

前回のブログとの内容とリンクする部分もありましたので、より奥行き深く「サポーターサミットin徳島」の様子を知っていただくことができたら幸いです。

より詳しいサミットについて、サポーターの実態については、過去の記事も合わせてご参照下さい。
ここでは他に、サポーターさんにフォーカスしたコンテンツも、ご紹介させていただきます。

まだまだ、このブログでご紹介しているサポーターさんの数は少ないのですが、どなたも「一緒に頑張ろう!」と自分のスキルを持って、相談者に真剣に向き合う方々ばかりです。

今後も、ペラログではサポーターさんの実態をお伝えし、その魅力に触れることができるようなコンテンツを更新していきます。

 

 

■サポーターサミットについて
サポーターサミット特集Part1
”「つくれる」のその先”の文脈を真剣に考えた

blog.peraichi.com

サポーターサミット特集 Part 2
リアルイベントの醍醐味と、地方自治体にこだわる理由

blog.peraichi.com

 

サポーターサミット特集 Part 3
サミット参加者レポート 地元の方編

blog.peraichi.com

entry/20190725 

■サポーターについて
代表サポーターが語るペライチサポーターの実態と、サービスへの思い

blog.peraichi.com

第2回 代表サポーターが語るペライチ 安達恵利子さん

blog.peraichi.com

 

 

サポーターサミット特集 Part 3 サミット参加者レポート 地元の方編

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「見て、聞いて、共に考え、最初の一歩を踏み出す」をコンセプトとした地域活性化イベント、サポーターサミットから、早くも1ヶ月が経とうとしています。開催後の整理が進む中、最近ではサミットの様子をお伝えする動画コンテンツが制作されました。

こちらが実際の動画。
(全体で2分程度なので、ぜひ今、ご覧いただければ幸いです。)


ペライチサポーターサミットinTOKUSHIMA

 

このリリースに伴い、ペラログではこれから4週に渡って徳島で行われたサポーターサミットについて、地元の方・サポーター・ペライチのそれぞれの視点からレポートにしてお伝えします。

 

改めて、サポーターサミットとは 

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レポートに入る前に、改めてサポーターサミットについて今一度説明させていただきます。

「サポーターサミット」は

「地域や周りの人の役に立ちたい」という理念を持ちながらペライチのみならず、様々な専門スキルで課題を抱える事業者や個人の手助けしている「サポーター」と

 世界一簡単なホームページ作成ツールを提供し、「人とIT」の力を結集させることで、つくれるのその先にある、笑顔、成長、幸せを実現したいと考えるペライチが様々な地域で開催している地域活性化イベントです。

 

開催地域の地元の方に、事業を運営する上で抱える課題を持ち寄っていただき、サポーターと共に考えることで、最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば開催しております。

 

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▲事業者の悩みを各テーブル毎に聞き、話し合う様子

 

サポーターサミットは、その地域のサポーターに企画から運営までご協力いただきます。そのため、回ごとに地域やサポーターの特徴が出ます。

今回は地元の人の話を聞き課題解決の為のアイディアを出す会の他に、徳島の文化的な背景や、現在の徳島の事を知るためのプログラムも含まれていました。IT企業のサテライトオフィスが集まる神山町で、どのようにして今の神山を作り上げたかお話を伺ったり、実際にサテライトオフィスや移住者が集まる商店街の見学、地元の人と共に体を動かしての交流など、その地域や人を知る事の時間となりました。


サミットに参加した地元の方のお声

今回のレポートでは、参加していただいた地元・徳島の方のサミット直後のお声を
なるべくそのままの形でお伝えすることにしました。

ご紹介させていただくのは、徳島名産のさつま芋「なると金時」を原料に、保存料や添加物を出来るだけカットした体にやさしいスイーツを作るお菓子工房、”なかのファーム” の工場長、中野悦里香さんのお声です。

 

なかのファームの詳細はこちら

nakano-farm.info

 

内容は、冒頭でご紹介したサミットの動画で一部取り上げられている中野様のお声をより詳細にキャッチした内容となります。

 

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(編集部)
中野さんがサミットを知ったきっかけ、参加のきっかけとなったのはどんなことだったのでしょうか。

 

(中野さん)
サミットとの出会いについてお話するならば、徳島県代表サポーターの南部さんの存在が欠かせません。

なかのファームは、事業の一環として鳴門金時のお菓子の製造販売のほか、地産地消や食育に関する事業も行っているのですが、以前、食育のための紙芝居の制作を企画した際、栄養士としてその監修にご協力いただいて以降、南部さんとは親しくさせていただいています。

その南部さんから、全国の都市から多くの人が徳島へ集まる「サポーターサミット」というイベントの開催に当たって、徳島の地域に馴染み深いお菓子として参加者の皆さんへなかのファームの鳴門金時のお菓子をぜひご賞味いただきたい、ということでお声がけいただいたことがサミットの概要と存在を知ったきっかけになりました。

 

〈南部真也さんについて〉

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▲スポーツ栄養士の南部真也さん

ここで登場する南部真也さんは、普段主に ”スポーツする子どもを食事でサポートするフリーランスの管理栄養士” としてご活動されている、徳島県の代表サポーターです。今回のサミットでは、サミット開催地域のホストのサポーターとして、企画・進行の面でご尽力いただきました。

中でも、「スポーツの力を使った地方活性化」というテーマに生の体験要素を加えた参加者全体のアイスブレイクとして、また地元の方とのフランクな交流のため、と企画されたドッチボール大会はサミット参加者に大変な好評を博しました。

ここでは簡単に、ペラナビでの南部さんのプロフィールとサポーターサミットについて書かれた南部さんのブログをご紹介します。

南部さんのプロフィール

navi.peraichi.com

南部さんのブログ

nambu-qol.com
〈続き〉

 

(中野さん)
そういう経緯だったので、サミットへの関与は鳴門金時のお菓子をサミット参加者の皆様へお土産としてご提供するという形に留まる予定で、私もただ、遠くからおいでになった方へお菓子をお届けするんだという心づもりでしたが、

サミットについて話を詳しく聞いてみれば、地域活性化を根底のテーマに地域に根ざすビジネスを行う事業者の悩みや課題を解決するイベントということで、「当日せっかく会場にいらっしゃるのですから、やっぱり、参加者としておいでください!」と改めてお誘いを受け、私も一般の参加者としてサミットに参加することになりました。

 

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▲なかのファームの看板商品「くりーみぃすいーとぽてと」

 

(中野さん)
こうして半ば勢いのような形で参加の決まったイベントだったので、
地元の事業者として抱えている課題を持ってきて欲しい、と言われてみても「悩みって、何を話せばいいんだろう?」逆に少し悩みましたし、こういう趣旨のイベントへの参加は初めてだったので身構えてしまって、内心「大丈夫かな」という気がしていたんです。

 

(編集部)
中野さんにとっては「大丈夫かな」という念があった時点から始まったサミット、終了時点ではこれをどのような体験だったと振り返られますか?

 

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▲ディスカッションの結論を発表する中野さん

 

(中野さん)
時間内に課題について話し合って、今後の展開いついて発表することとまでは想定していなかったので、初めは戸惑いしかなかったというのが本音ですがサポーターさんはじめ参加者のみなさんとお話合いを重ねるうち、漠然としていた悩みが輪郭を持ってくるようになる感覚がありました。

今までは事業や商品に関することを、自社の商品を既に知っている人たちの頭でしか考えることができない環境だったので、固まりきれない小さな考えや「悩み」を出発点としながらも、はじめてなかのファームに触れる方ならではの視点に立ったご意見がいただけたことが新鮮でしたし、いろんな地域から多種多様な職種の方がお越しになっていて、それぞれの立場でアドバイスをいただけたので、事業に対して世界観や視野が広がりました。

 

(編集部)
本日はありがとうございました。また何かお力になれることがあればと思いますので、ぜひ、引き続きお近くのサポーターや、今日知り合ったサポーターにお声がけください。

 

あとがきと補足

サミット終了直後に中野さんからお話ししていただいた内容はここまでですが、
ここで言われた「いろんな地域から多種多様な職種」が結集したことによって得られた意見について、少しだけ触れておきたいと思います。

徳島県民の人の目には「鳴門金時」というブランド品種のさつま芋が特に説明はなくとも味や質感の想像のつく、普通のさつま芋として映るとしても、県外の人の目にはどう映るのか、という問題提起

②なかのファームの製品が体にやさしいスイーツであることを、何らかの認定賞を取る形で証明しようとしているという現状に対して「この賞であれば、無償で出展できるんですよ」という情報提供

③体にやさしいスイーツを求めている人に商品を届けたいのであれば、商品の打ち出し方を、健康志向のある方へ向けて発信すれば良いのではないか。具体的に、SNSを改善するなら方法について

…などなど、課題の根本の整理しながら違うアプローチを提示をするというIT分野に留まらない、広い視野とそれぞれの専門分野に基づく提案の内容であったようです。

 

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▲中野さんのテーブルの様子

この場で議論された課題は中長期的に改善してゆくべきタイプのものがほとんどなので、ペラログでも、サミットから始動したプロジェクトや課題の改善がどのようになったのか、経過報告という形でその後の徳島の地元の方の様子お伝えできればと考えています。

今回は参加してくださった地元の方の感想をご紹介させていただきましたが、参加されたサポーターの方は、徳島でのサミットをどのような体験として受け取ったのでしょうか。

普段は1対1で相談に乗る事の多いサポーターにとって、他のサポーターと多様な案を出し合う形でサポートを行うサミットの場は、刺激的だったようです。

次回のペラログでは、今回のサミットの参加サポーターで、前々回のサポーターサミットのホストを務めた、北海道代表サポーターの小西さんから見た、このサミットの様子をお伝えします。

より詳しいサミットについて、サポーターの実態については、過去の記事も合わせてご参照下さい。

 

■サポーターサミットについて
サポーターサミット特集Part1
”「つくれる」のその先”の文脈を真剣に考えた

blog.peraichi.com

サポーターサミット特集 Part 2
リアルイベントの醍醐味と、地方自治体にこだわる理由

blog.peraichi.com

 

■サポーターについて
代表サポーターが語るペライチサポーターの実態と、サービスへの思い

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第2回 代表サポーターが語るペライチ 安達恵利子さん

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